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アパレル労組、雇用守ろう ブランド店女性販売員ら結成 

2021年12月22日 05時00分 (12月22日 05時00分更新)
労働組合を結成した塩田さん(左から2人目)ら女性店員

労働組合を結成した塩田さん(左から2人目)ら女性店員

  • 労働組合を結成した塩田さん(左から2人目)ら女性店員
  • 今に至る経緯などについて話す塩田純子店長
  • アパレル店が多く立ち並び、買い物客などでにぎわう表参道=東京都渋谷区で
  • アパレル店が閉店し、空き店舗となっている南青山のビル=東京都港区で
 クリスマスムードが漂う東京・南青山。特に華やかなのが海外のファッションブランドを扱う店舗だが、そんな空気とは別世界のような取り組みが女性店員たちによって始められた。労働組合の活動だ。アパレル業界はかねて非正規のスタッフが多く、コロナ禍が直撃すると雇用はさらに不安定になった。店員たちが労組結成に踏み切った決意とは。異彩を放つ試みは、似た立場の人にとって希望の光になるか。 (木原育子、中沢佳子)
 大きなウインドーに、ハイセンスな服や靴、ジュエリーを身に着けたマネキンが並ぶ。東京・南青山では、海外などの一流ブティックが軒を連ねる。見る人の目を飽きさせない。
 そんな一角にあるのが、あるイタリアブランドの青山店。ハイブランドと比べ、お手ごろな価格設定で人気だ。ここで働く女性スタッフ四人が四日、労働組合を結成し、「全国一般労働組合東京南部」(港区)の支部として、ブランド名を冠したユニオンとして新たな一歩を踏み出した。
 支部長になった青山店店長の塩田純子さん(58)は「普段の会話で、『組合』という言葉を発する日常はなかった。こんな日が来るとは夢にも思わなかった」と話す。
 塩田さんは二十代からショッ...

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