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レジェンド・武豊、31度目の有馬記念「特別だから毎年出たい。たとえ16番人気の馬であっても」

2021年12月22日 05時00分

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武豊

武豊

 「第66回有馬記念」(G1・26日・中山・芝2500メートル)で4度目の制覇を狙っているのが武豊騎手(52)=栗東・フリー。19日の朝日杯FSを制し、JRA・G1完全制覇に王手をかけたレジェンドが、今回騎乗するアリストテレスや、あと1つとなっている28日のホープフルSへの思いなどを語った。
     ◇
 ―2021年も残すところあと少し。先週の競馬を迎えるまでの今年1年を振り返ってどうだったか
 武豊「昨年乗れなかった凱旋門賞(ブルーム=11着)に乗れたのは良かった。ただ、コロナの影響が続いたこともあったけど、何かもうひとつ静かな1年という感じだったかな」
 ―そんな中、先週の朝日杯FSをドウデュースで勝利。22回目の挑戦でついに扉を開いた。G1も2019年の菊花賞(ワールドプレミア)以来の勝利
 「なかなか勝てなかったけど、今年はいい馬で出られるのでチャンスだと思っていた。僕自身、G1レース自体が久しぶりだったので、すごくうれしいです」
 ―これでJRA・G1完全制覇まで、あと一つ。ホープフルSだけになった。今年はアスクワイルドモアとのコンビで挑む
 「今年できればいいなという気持ちでトライしたいね。(1週前追い切りは)夏より良くなっていた。力が付いた分、スッと反応してくれました。成長しているので、楽しみだね」
 ―さてその前に大一番の有馬記念がある。今年で31回目の騎乗となる
 「やっぱり有馬は特別だから、毎年出たいね。たとえ16番人気の馬であっても出たい。ただ、(今年も)枠順抽選会に参加できないのは残念。リモートというか電話になるみたいで。見せ場なのに(笑)」
 ―これまで有馬記念は3勝(1990年オグリキャップ、2006年ディープインパクト、17年キタサンブラック)と全て名馬の引退レースだった。最後に勝ったキタサンブラックの産駒は今年デビューしているが、東スポ杯2歳Sを勝ったイクイノックスなど、さっそく活躍馬が出ている
 「走っていますよね。2歳の早いうちからこんなに走っているのは、うれしい誤算。走るし、かっこいい馬が多いよね。もともと種牡馬としていいと思っていた。日本競馬の筋の通った血統だからね。ただ、まだ自分が乗って勝っていないのがね。乗ったのも2、3頭くらいで…」
 ―その有馬記念で今年コンビを組むのはアリストテレス。乗り代わりだが、3走前の宝塚記念(9着)で1度乗っている
 「乗りやすい馬だよ。菊花賞でコントレイルを追い詰めた馬だからね。潜在能力はあると思う」
 ―血統的には伯父にリンカーンがいるが
 「そうね、リンカーンは(03年の有馬記念で自身が騎乗して)2着だったね。あの時はシンボリクリスエスが(9馬身差の勝利と)強かった。アリストテレスはリンカーンと同じ(近藤英子)オーナー、同じ(音無)厩舎になりますね」
 ―15日には1週前追い切りに騎乗した
 「ちょっとモタモタした感じで、併せた新馬にあおられてしまった。ただ、クリストフ(ルメール)も言っていたけど、この馬はもともと調教はあまり走らないから。特に状態が悪いという感じではないし、このひと追いで良くなってくれれば」
 ―最後に意気込みを
 「この馬が唯一、重賞を勝ったのが中山(アメリカJCC)だからね。その辺りが、うまくかみあってくれればという気持ちで臨みたいと思います」

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