【競輪】今年はサプライズなし!並びすんなり決まる 暮れの大一番「KEIRINグランプリ」共同会見
2021年12月21日 18時19分
静岡競輪場で28日から30日まで開催される「KEIRINグランプリ2021」(GP)シリーズの共同記者会見が21日、都内のホテルで行われた。新型コロナウイルス感染症感染防止対策のため昨年に続くリモート開催。出場全選手はステージ上に設置されたモニター画面を通して会見に臨んだ。
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今年は、比較的平穏な戦法発表だった。関東3選手の並びは吉田拓矢を先頭に宿口陽一―平原康多。昨年は脇本の番手回りを公表して会場を沸かせた平原だが「僕は2人に世話になっている。だから2人の意見を重要視した並びです」と、落ち着いた表情のまま説明した。その2人の意見とは平原に勝ってほしいということか。それは実際に戦いが始まらなければ分からない。
また、並びよりも注目されたのが守沢太志のけがの状態。9日の広島記念初日特選で落車。右鎖骨を骨折した。「翌日には手術を行い、今はリハビリの最中。痛みは少し残っていますが、GPまでに間に合うようにやっている。もっと時間が欲しいのは本音ですが」と現状を説明した。並びは郡司浩平―佐藤慎太郎の3番手。佐藤から番手回りも提案されたが「郡司君は他地区なのに記念を取らせてもらっているし、慎太郎さんは追い込み選手として尊敬している。だから3番手を固めます」と話した。
前後どちらでも回ることができる中国の2人は、ほとんど意見交換をすることなく、あっさりと決まったようだ。「僕が番手でいい? と(清水)裕友に言ったら、じゃあ前でと言ってくれた」と松浦悠士。すでに何度も大舞台で連係してきただけに、2人にはいい意味で緊張感はなかった。そして近畿1人の古性優作は「単騎でしっかり走ります。4番車はオールスターを優勝し、村上義弘さんがGPを初優勝した車番だから、いい数字なんです」と意気込んだ。
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