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冬本番、サーフヒラメの好機到来 何度も通い攻略法を練ってみた

2021年12月21日 05時00分

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 12月に入り、だいぶ冷え込む日が増えてきた。この時期になるとシーバスゲームも終盤戦で面白くなってくるが、サーフでヒラメを狙うにも良い時期だ。湘南・西湘エリアでも毎年12月から2月にかけて70センチや80センチを超える大型サイズのヒラメの釣果情報がちらほら耳に入ってくる。自分もサーフの寒ビラメを仕留めるため、あれやこれやと作戦を練って挑んでみた。 (久保田剛之)

◆沖へ横へ強い流れある場所を注視

 人づてに聞く限り、大型ヒラメが釣れる規則性や法則性みたいなものはあまりなく、足しげくサーフに通っていた者に、ある日突然、釣りの女神様がほほ笑む…そのように感じるのだ。ちなみに筆者はもう何年も女神様にほほ笑んでもらっていない(泣)。
 もちろん「この1カ月くらいの間にここのサーフではデカいヒラメが出る」というような長期的傾向はあるのだが、シーバスのように「今日の気象条件ならここでデカいのが出る」というようなピンポイント予測がヒラメの場合は立てられない。もしかしたら大型ヒラメもそういう狙い方があるのかもしれないが、まだ筆者は全くその域に達していない。そこで最近はそんな取り組みの第一歩として、あるサーフへと通っている。
 12月に入ってから何度も通っているとあるサーフ。筆者自身も大型ヒラメの実績がある場所なのだが、過去の実績で選んだという訳ではない。なぜこの場所を選んだかというと、時折、沖に払い出す流れや横方向の流れが非常に強い日があった。全体的に流れが強いのではなく、かなりピンポイントにこの流れが出る。
 これまでの筆者のソルトルアーフィッシングの経験上、このようなピンポイントな強い流れにはその魚種の大型魚が着く傾向があるように思う。そんな理由で通っているのだが、この強い流れが毎回発生している訳ではないようで、通った多くの日が思ったように流れが出ていなかったり、全く流れを感じる場所がなかったりと空振りに終わっていた。
 それでもしつこく上げ潮・下げ潮・大潮・小潮・満潮・干潮とタイミングを変えて通ってみた結果、その強い流れが発生するメカニズムやタイミングがおぼろげながらつかめてきた(現在、開拓中なので、まだ詳細は伏せさせていただく)。
 大型のヒラメを釣るために流れの他にも大事な要素がある。当然だが餌となるベイトフィッシュの存在だ。これはシーバスでも同じだが、餌が多いところには生きていくためにより多くの栄養を必要とする大きな魚が集まる。河川での釣りの場合では、このベイトフィッシュの動向というのはある程度読めるが、砂浜の場合ではいつイワシなどの小魚が沖から接岸するのかというのは、なかなか読めるものではない。
 そして現在通っているサーフ。まだ目で見て分かるほどイワシが入っているような状況に出くわしたことはないのだが、流れが発生するタイミングでは波打ち際で、わずかではあるものの小魚がピチャピチャとはしゃぐことが多い。小魚も流れに乗ってくるプランクトンを狙っているのか、あるいは小魚自体が流されてくるのか…。

◆12月14日夕まずめと15日朝まずめ実釣

 強い流れが発生するタイミングではなさそうだったが、朝まずめ・夕まずめと件のサーフへと足を運んでみた。理想の潮位変動よりもだいぶ潮の動きが悪いがタイミング的には合っているのか、強くはないけれど潮の流れは感じる。
 ミノーやシンキングペンシルなどをローテーションさせながら、ゆっくりと流れに乗るようにリトリーブしていると「ガツン!」という強い衝撃がロッドに伝わった。ついに大ビラメが来たかと胸が高鳴ったが、大型は大型でもヒラメではなくシーバスだった。これはこれで十分うれしいのだが…。
 帰宅し翌朝も同じサーフに入ってみたが、今度は全く流れがない。仕方がないので粘らずにランガンで広範囲を探っていると「ガツン!」と今度はクロダイ。これも十分うれしいのだが…本命ではない。
 結局、まだ結果が出ていないが、いつの日か「大ビラメはこうやって釣る!」と本紙で書けるようにもっと研究していこうと思う。宿題は来年に持ち越しだ。
<タックル>
【ロッド】Tenryu SWAT SW972S−ML
【リール】Daiwa CELTATE4000LT
【ライン】山豊テグス STRONG8 1号
【リーダー】耐摩耗ショックリーダー20lb
【ルアー】(シーバス)Megabass COOKAI SLIM140
    (クロダイ)Megabass GENMA85S 13グラム
<久保田剛之(くぼた・よしゆき)> 2人の娘を持つサラリーマンアングラー。相模湾をホームグラウンドとしながら東京湾、駿河湾にも精通。メインはシーバスだが、どんな釣りでもこなす。大型シーバスに照準を合わせる「狙撃スタイル」を得意としており、2012年は110センチ、104センチのモンスターシーバスを仕留めた。ジップベイツほか数社のテスターを務める。

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