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県内初ダムで日本酒熟成 永平寺ダムで県と黒龍酒造

2021年12月19日 05時00分 (12月19日 05時00分更新)
熟成のためリムトンネル内に運ばれる日本酒=永平寺町の永平寺ダムで

熟成のためリムトンネル内に運ばれる日本酒=永平寺町の永平寺ダムで

 日本酒とダムのコラボレーションへ―。永平寺町志比の永平寺ダム施設で、町内酒造会社の日本酒を貯蔵・熟成させる実験的取り組みが始まった。ダム施設での日本酒貯蔵は県内初の試み。福井の魅力を発信する新たな逸品の創出へ、有効性を検証していく。(平林靖博)
 県が呼び掛けて、地元の黒龍酒造(水野直人社長)が協力。同ダム右岸にある、ダムを造る際の地質調査のために掘ったリムトンネルを活用する。十七日には同社従業員らが、日本酒など七二〇ミリリットル瓶千三百本をトンネル内に運び入れた。トンネル内は年間を通じて一二~一四度に保たれ、「熟成には安定した温度が大切」(水野社長)という貯蔵条件に合致している。
 県河川課では、ダムを活用した地域活性化策を進める。今回の貯蔵実験では「永平寺ダムで貯蔵した」ことを明示した日本酒を打ち出し、イベントや県内外での頒布などで県の魅力発信につなげたい考え。担当者は実験を通して「(ダムを活用したものづくりの支援など)地域活性化に役立つことをPRしたい」と話す。県管理ダムは八つあり、今後は他のダムでもそれぞれ酒造会社と取り組みたいとしている。
 水野社長は「社外施設での貯蔵は初めて。...

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