大谷翔平、“クリーン組”でメジャー史上2人目の長距離砲ぶりだった「シーズン80長打以上、60単打未満」
2021年12月18日 11時42分
今季ア・リーグのMVPを獲得したエンゼルスの大谷翔平選手(27)が、打撃でメジャー史上4人目の「シーズン80長打以上、かつ60単打未満」というレアな記録を達成していたことが分かった。米データ分析のコーディファイ・ベースボール社が17日、ツイッターで報じた。
今季の大谷はリーグ2位の80長打に加え、58単打だった。同社によれば、他の3人は1999年カージナルスのマーク・マグワイア(87長打、58単打)、2001年ジャイアンツのバリー・ボンズ(107長打、49単打)、そして10年ブルージェイズのホセ・バティスタ(92長打、56単打)。
マグワイアとボンズは筋力増強剤ステイロイドの使用が発覚しているため、いわゆる“クリーン組”では、バティスタに次いで11年ぶりメジャー史上2人目だった。
また、強打者の指標として紹介されることが多いOPS(出塁率+長打率)では、今季の大谷はリーグ2位の・965。米データサイトのベースボール・レファレンスによれば、レア記録をマークしたシーズンに限ると、OPSはマグワイアがリーグトップ、歴代28位の1・222、ボンズが両リーグトップ、歴代7位の1・379、バティスタがリーグ3位の・995となっている。
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