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<ここにあり 滋賀企業訪問> 高島の建設・不動産仲介「梅久」

2021年12月16日 05時00分 (12月16日 14時22分更新)
アドベリークッキーの商品開発に励む梅村さん(右)=高島市安曇川町四津川で

アドベリークッキーの商品開発に励む梅村さん(右)=高島市安曇川町四津川で

  • アドベリークッキーの商品開発に励む梅村さん(右)=高島市安曇川町四津川で
  • 9日から販売を始めたアドベリークッキー(左)とジャムクッキー
 建設や不動産仲介を手掛ける梅久(うめきゅう)(高島市安曇川町中央)は、自社で栽培した地元の特産品「アドベリー」でクッキーを作り、九日から販売を始めた。社長の梅村勝久さん(64)は「アドベリーが地元の経済を下支えしてきた」と話す。(北村太一)
 「不動産業をやっていると、街の活気が手に取るように分かる」。安曇川町を含む五町一村が合併して高島市ができる前の二〇〇三年、梅村さんは地元に大きな企業がなく、若者も減っていく現状に「合併した後、雇用も経済も維持できないのではないか」と懸念した。
 当時、国道161号沿線に道の駅「藤樹の里あどがわ」の建設が決まり、梅村さんが駅の検討協議会の会長に就任。「道の駅には特産品が絶対必要」と訴え続け、取り扱う品を探すのに奔走した。
 「これ、面白い」。地元の商工会に招いた講師から、ボイズンベリーを紹介されて直感した。原産のニュージーランドの農家から苗を分けてもらい、農家に栽培を依頼した。梅久で冷凍して袋詰めし「アドベリー」として商品化した。〇六年、道の駅の開業と同時に販売を始めた。
 高齢化が進み、栽培する農家が減ると、梅久が所有していた土地を農地に変え、栽培を始...

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