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三和新池で新ベラ狙う 深宙から底釣りに切り替え好釣!

2021年12月14日 05時00分

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11時40分にキャッチした本日のビッグワンで推定1.3キロ。2回目の放流魚だ

11時40分にキャッチした本日のビッグワンで推定1.3キロ。2回目の放流魚だ

 今シーズン2度目の放流が行われた茨城県古河市の三和新池に新ベラを狙って釣行した。深宙狙いでスタートしたが反応が悪かったため、底釣りに切り替えたところ、明らかにウキの動きが良化。丸々太った1キロオーバークラスのビッグサイズも交じり、新ベラならではの元気のいい引きをたっぷりと堪能する1日となった。 (マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆ターゲットは1キロ超

 各地の釣り場から新ベラ放流の知らせが続々と届く時季になった。今回訪れた三和新池でも10月28日に1.5トン、続いて11月25日に1.5トンを放流。特に2度目の放流では1キロオーバーの大型も多く交じっているとのことで、この魚をメインターゲットに据えて竿を出すことにした。
 釣行日は12月4日。新ベラがたまっていそうな事務所を背にして左奥のエリアへ向かう。東桟橋の土手向かい、140番に釣り座を決めて準備を開始。ただ数を釣るだけなら浅めの宙釣りがよさそうだが、今回は新ベラ狙いなので底を意識した釣りを選択。池の規定いっぱいとなる19尺の竿を継ぎ、正面の底ダチをとってみたところ、4本半。朝は魚がはしゃぐ傾向があるため底釣りだと難しいと考え、まずはウキ下3本ほどのタナをとった深宙釣りで6時50分にスタートした。
 餌使いは両グルテン。重さやバラケ性の面で中庸的な特性を持つ「グルテン四季」100ccに「わたグル」を10ccほど加え、同量の水で仕上げたものでまずは様子を見る。1匹目を手にしたのは開始から15分。比較的おとなしい動きの中に表れた「ムッ」としたアタリでヒット。小ぶりな旧ベラだった。
 少したってもう1匹同じような魚を追加したが、混雑も影響してかウキの動きは乏しい状況。試しにタナをウキ1本分くらい深くしたところ1発でヒットしたが、その後が続かない。針のサイズや重さ、ハリスの長さを変えてみても大差なかったため、8時過ぎに上バリトントンの底釣りに変更した。
 そして1投目、気配をみせながらウキがナジんだあとにアタリが出て早速ヒット。型もこれまでに比べて明らかにいい。続く3投の間に2匹を追加。ウキの動きが断然よくなり、新ベラも交じりだした。現状では宙よりも底に魚がたまっている様子がうかがえる。
 竿が曲がるサイクルが速まる一方、餌があおられるのかスレ掛かりも多かったので、餌のブレンド変更に着手。「グルテン四季」に「凄グル」を同量混ぜ、重さを加えてみた。するとヒット率が飛躍的に向上。1時間ほどの間に3連チャンも含めて10匹を追加。ウキがナジんで、戻して、アタリが出るという一定のパターンで釣れ続く。

◆11時過ぎに待望の大型ヒット

 しっかり待てば釣れるというのは分かったので、底よりもやや上にいる活性の高い新ベラの比率をより多くするにはどうするかを思案。まずは餌に手を加え、開きのいい「新べらグルテン」25cc+「凄グル」25cc+水50ccのブレンドでやや上から追わせるように仕向けてみる。20分ほど打ってみたが、これはちょっと度が過ぎたようでカラツンばかりとなり、タナがボケてしまった様子。
 ここで宙釣りに戻すのもひとつの手だが、安定的に釣れていた底釣りを続行。餌を元の「グルテン四季」と「凄グル」のブレンドに戻し、針を重めのものに変え、上55センチ、下65センチだったハリスを上70センチ、下80センチと伸ばし、ハリスの長さを利用して追わせる方向に切り替えた。
 投を重ねるごとにウキの動きは理想的になり、プリッとしたハリのある個体や走るような引きをみせる元気のいい個体など、いかにも新ベラといった魚たちとのやりとりをしばし堪能。その後、水温が上がってきた影響か魚の居場所がやや高くなったようなので、餌のブレンドを微調整し、「グルテン四季」の割合をやや増やして手水で調整した。
 釣れる時間帯に突入したのか、周囲の竿も頻繁に立つようになり、数を求めてはいないものの自分も30分で6匹と好ペース。そして11時過ぎ、待望のターゲットがヒット。重みのある引きを見せながら、水面を割って出たのは1キロは優に超えているビッグサイズ。今回の目標はバッチリクリアできる1匹となった。そして、さらに2匹を追加した後、またもや同サイズの大型新ベラを手にすることができ、この時点で十分に満足できる釣りが楽しめた。
 昼すぎからはさらに上っ調子になってきたので、餌のブレンド比率を変えたり、針のサイズを小さく、重さを軽くしたりしながら対応。早めのアタリよりも、じっくり待って確実に表れるアタリを狙うスタイルでコンスタントに釣果を追加できた。
 午後は大型こそ現れなかったものの、背の張った美形新ベラなども姿を見せ、14時45分に納竿するまで合計で43匹の釣果。池全体を見ても、新ベラ狙いは長竿で沖めを狙う釣り方が良かったようだ。
 事務所によると、放流は年内にもう一度計画しているとのこと。こまめに情報をチェックしながら、この時季ならではの釣趣を味わいに出掛けてみてはいかがだろうか。
<釣行日の仕掛け>
【竿】19尺
【道糸】1号(サンライン・奏)
【ハリス】上下 0.4号(サンライン・奏)
上55センチ/下70センチ→上55センチ/下65センチ→上70センチ/下80センチ
【針】上下 バラサ5号
(オーナーばり)→セッサ5号→セッサ4号→バラサ4号
【ウキ】旭舟 赤太六番(餌落ちは全11目盛中8目出し)

◆最も釣れ続いたのは10cc単位で比率変更

<釣行日の餌使い> 両グルテンの底釣りで最終的に良かった餌は、重さやバラケ性が中間的で膨らみの良さを備えた「グルテン四季」と、やや重めで繊維がしっかりとした「凄グル」のブレンド。毎回50ccずつ作ったが、ブレンドするアイテムを入れ替えるよりも、状況に応じて10cc単位で「グルテン四季」と「凄グル」の比率を変えて対応する方法が合っていた。
 最も釣れ続いたのは、「グルテン四季」30cc+「凄グル」20ccを水50ccで仕上げたもの。少し手水を打って調整しながら使った。

◆タナの見極め釣り座の選択 ウキが見やすいかどうか

<釣り方のコツ> 当日は深宙ダナの釣りから入ったものの、狙っている魚で食い気のあるものが姿を見せなかったため、底釣りに切り替えたのが功を奏した。水温の変化で魚の居場所が変わりやすいので、タナの見極めが重要になる。
 底釣りでは釣り座の選択が最も重要。当日のポイントはほぼ掘れることのない底質が良い場所だったが、掘れるような場所だと重い針を使うと埋もれてしまうことがあるので針の重さにも気を使いたい。
 さらに、一日通して釣ることを考えると、ウキが見やすいかどうかもストレスなく釣るための大切な条件となる。
<三和新池メモ> 茨城県古河市尾崎568 (電)0280(76)4440。開場6時30分〜15時。

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