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【中日】人的補償が基本線か…又吉FA移籍でソフトバンクから選手リスト待つ「じっくり監督と話す」と加藤代表

2021年12月14日 06時00分

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ランニングする又吉

ランニングする又吉

 国内FA権を行使した中日の又吉克樹投手(31)が13日、ソフトバンクへの移籍を決断した。4年契約で総額6億円程度とみられる。勝利の方程式の流出は中日にとっては大打撃。今後、ソフトバンクからプロテクト選手28人を除いた選手リストが届き次第、人的プラス金銭補償にするか、金銭補償のみにするかの検討に入る。
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 又吉が野球人生の分岐点で重い決断を下した。来季、袖を通すのは竜でなく、ソフトバンクのユニホーム。これまでDeNA、オリックスが手を上げ、中日も宣言残留を認めてきたが、条件面などを熟考した結果、4年6億円程度の条件を提示したソフトバンクに移籍することが決まった。
 球団事務所で対応した中日の加藤球団代表は「FAは選手の権利だし彼がそれを行使して他球団に行くことですので、それを尊重したい。残念ですけどね」と率直な思いを語った。
 今季又吉は66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1・28。今季は勝ちパターンの8回に加え、R・マルティネスが東京五輪予選出場のため不在だった時には抑えも務めた。入団以来8シーズンで通算400試合に登板。どんな場面でもいとわずマウンドに向かっていった。自称「便利屋」は気が付けば、王者に請われるほどのオンリーワン投手になっていた。独立リーグ出身者として初のFA宣言に踏み切った又吉にとってはこれ以上ない評価を得ての決着となった。
 一方、又吉の流出は立浪新体制にとっては痛すぎる展開だ。ドラゴンズはこの傷を最小限に食い止めなければならない。又吉は人的補償が得られる「Bランク」に該当する。今後、ソフトバンクはプロテクトした28人を除いた選手リストを作成。中日はそれを受け取った後、リストの中から選手を獲得プラス金銭か、金銭のみの補償を選ぶか二者選択することになる。
 加藤代表は「まだ現場と相談していないので考えていない」としつつ、人的補償について「そうなるんじゃないのかな。又吉君の代わりになる投手がいるかどうかは分からないけど、基本はそうなると思う。それが野手なのか投手なのかも金銭なのかも含め、これからじっくり監督と話してからです」と語った。ソフトバンクは12球団きっての戦力を有するだけに、リストが届き次第、具体的な検討に入ることになる。
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