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居附明利、全体最高ラップを記録も悔しい11位「速いだけじゃ勝てない」【スーパーFJ日本一決定戦】

2021年12月12日 20時44分

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レースを振り返る居附明利

レースを振り返る居附明利

 国内フォーミュラレースの登竜門、スーパーFJ(S―FJ)日本一決定戦のファイナルレースが12日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、愛知県一宮市出身のルーキー居附明利(19)=SACCESS RACING ES=はトップに18秒661遅れ、46台中11位だった。同僚の上野大哲(23)が優勝した。
     ◇
 残り2周。急減速のテクニックが見せ場となる最終コーナー手前のシケインで、6番目を走っていた居附はお尻を振るようにふらつく前の車をうまくかわせなかった。スピン。狙っていた表彰台が遠のいた。
 「スタートとバトルの強い選手にならないといけない」。幼少期からカートで磨いてきた攻撃的な走りは見せたが、勝てなかった悔しさを募らせた。
 20分余りで終わる10周の短期決戦。7番手スタートからの猛追には絶対条件の出足でつまずく。順位を2つ下げた。それでも1周目で1台をかわし、6周目には6位に上がった。「タイヤが温まってきて、感触が良くなってきた」。4位争いを繰り広げた7周目、8周目は立て続けに全体のベストラップをマーク。8周目ラップはこの日全体の最高タイムとして刻まれた。
 「速いだけじゃ勝てない」。今年6戦のうち3度目のベストラップ。しかも全国の強者が集まるレースでの記録だったが、思うように改善できないもどかしさを言葉の節々ににじませた。
 全国5会場で行われているS―FJのレース。居附は最高峰の鈴鹿を主戦場とし、最高順位は3位、シーズン総合7位の成績を収めた。
 「来年はシーズンチャンピオンになることだけを目指して取り組む」。1レースにかかる諸経費は計40~50万円程度。今年限りで親からの全面支援は打ち切られる。プロレーサーを目指す19歳にとって2022年は将来を左右する大切な年になる。
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