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【中日新聞杯】3連単236万円超 まんまと逃げ切りショウナンバルディ 岩田康「しぶとい走り」

2021年12月11日 17時54分

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中日新聞杯を制したショウナンバルディ(右)=中京競馬場で

中日新聞杯を制したショウナンバルディ(右)=中京競馬場で

◇11日 第57回中日新聞杯(G3・中京・芝2000メートル)
 8番人気のショウナンバルディが1000メートル通過61秒1とマイペースの逃げに持ち込み、しぶとく押し切った。2着にブービー17番人気のアフリカンゴールド、3着に10番人気のシゲルピンクダイヤが入って3連単は236万8380円の大波乱となった。1番人気のアドマイヤビルゴは10着に敗れた。岩田康誠騎手(47)=栗東・フリー=と松下武士調教師(40)=栗東=はともに同レース初勝利。
 まんまと逃げ切った。混戦のハンデ重賞を制したのは、8番人気のショウナンバルディ。岩田康が絶妙のスローペースに持ち込むと最後まで踏ん張り通しての逃走劇。レース史上最高配当となる3連単236万円超えという大波乱の立役者を演じた。
 「しぶとい走りをしますし、(良馬場発表でも)渋っている状態ながら内が残る馬場でした。考えた結果、内を生かす競馬をしようとレースを進めました。残り600メートルのハロン棒を過ぎてからセーフティーリードを取ろうと。それに応えてくれたバルディも素晴らしい走りでした」と、岩田康はしてやったりだ。
 鞍上はこれがJRA重賞100勝目。この日は阪神で岩田望が騎乗するエアロロノアが勝利し、父子でのメインレースジャックとなった。「どんなレースでも最高のパフォーマンスを心掛けてベストを尽くしています。頑張っている息子に負けないように精進しなければ」と岩田康。思い通りの形に持ち込んでのメモリアル達成に自然とガッツポーズが出た。
 「スローペースに落としてジョッキーが上手に乗ってくれましたね。馬自身も放牧に出してリフレッシュしていましたから。でも、期待以上の走りでした」と河北助手。松下師はレシステンシアの香港遠征で不在のため、見届けた同助手は鞍上の好騎乗をたたえた。
 ベテランの好騎乗に導かれ、初タイトルを手中にしたショウナンバルディ。鳴尾記念2着、七夕賞3着。この夏はもう少しのところで勝てそうで勝てないレースを続けながら、ようやくG3を制したキングズベスト産駒が、ここからさらに円熟の走りを見せていく。

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