<ぐるっと北勢〜駿遠> マダカ痛快 立田
2021年12月10日 05時00分
下りのタイミングが気になる季節を迎えた木曽川・立田〜揖斐川・油島周辺(愛知県愛西市〜三重県桑名市)のマダカ。当初の予想より遅れ気味で、岬釣具店(愛西市佐屋町堤西)の桑山卓久さんは「12月後半〜2月にかけてが楽しみ」との見方を示している。 (海老原秀夫)
▼木曽川・立田〜揖斐川・油島周辺
桑山さんが下りマダカは「もうしばらく後になりそう」と展望する根拠は、上流での落ちアユの状況。「長良川ではまだ岐阜市の鏡島大橋周辺で漁師さんが網漁をしているそうなので、それだと立田付近まで落ちてくるのにもう少し時間を要するでしょう。ただ、最近の水温低下で既存のマダカも動きだしているので下りが入ってくる前でも楽しめます」
愛西市の池田実さんは11月20日午後7時半から3時間、油島で竿を出した。満潮からの下げ始めに食ってきた30センチのセイゴは、道糸が鈴に絡まるトラブルで残念ながらオートリリース。しかしその20分後、大きなアタリがあり、マダカ50センチの引き出しに成功していた。アオイソメの房掛け餌を投げた。
これには桑山さんも大喜びだ。「前日は日中に挑戦したものの、強風で断念した池田さん。見事やり返してくれました。既存のマダカの良化ぶりをあらためて示す釣果となりました」
▼半田港(愛知県半田市)
フィッシング遊・名古屋南店(名古屋市南区戸部下)常連の藤田宗孝さんは11月27日、今季2度目のヒイカ釣りで半田港へ。13日の21杯超えを目標に午後5時からモエビ餌で探ると、5時半から20分入れ食いになったが今回も時合いは長く続かず、その後ポツポツに。それでも10時までに胴長6〜10センチを61杯数えていた。「今年のヒイカは日むらはあるものの、いい日に当たれば数が伸びそう。次回の目標は100杯かな」と藤田さん。
▼大浜港(愛知県碧南市)
大浜港の釣果を11月28日、パワー&大浜屋(同県西尾市寺津)に持ち込んでくれたのは同県岡崎市の永井初男さん。クーラーには15〜29センチのセイゴ28匹、カサゴ21匹が入っていた。いつものようにアオイソメを餌に延べ竿を振った。
例年11月末〜12月頭にかけて大型は産卵のために沖に下り、セイゴクラスの数釣りになる衣浦シーバス。天狗堂・岡崎大樹寺店(岡崎市大樹寺)の加賀雅人店長が22日夜に調査した時は、足元平行にキャストし岸際を引いてきたミノー(ビーフリーズ)に30センチが反応していた。
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