【広島】森下2年目のジンクスはね返し7500万円で更改、エースの自覚「優勝争いして日本一を目指してやりたい」
2021年12月10日 06時00分
広島の森下暢仁投手(24)が9日、広島市内の球団事務所で契約更改、3200万円増の7500万円でサインした。今季年俸4300万円も、今年までの2年目の日本選手では最高額だった。さらに大幅増で3年目を迎える。
新人王に選ばれた昨季は18試合で10勝3敗、122イニング2/3を投げて防御率1・91だった。今季は24試合で8勝7敗、163イニング1/3を投げて防御率2・98。勝ち星、防御率とも昨季より落ちたものの大幅昇給となった。
森下は「試合をつくることが一年間を通してできたので、そういうところを一番評価してもらいました」と納得のサイン。交渉を担当した阿部球団部長は「勝ち自体は打撃との兼ね合いがある。そこは考慮してクオリティースタートが24試合中19試合取っているので、そこを評価してます」と、少ない失点で長いイニングを投げ続けたことを評価した。金メダルを獲得した東京五輪は査定には含まれないという。
2年目のジンクスもはね返し、森下は「ケガせずに一年間通して野球ができたのは本当に良かった。トレーナーの方とかが支えてくれてできた」と感謝。柱としては各チームのエース格と投げ合い、貯金は1つ、チームは4位に終わった。
「自分が入って来て優勝争いができていないので、優勝争いして日本一を目指してやりたい。個人としても今年は貯金をつくることができなかったので、しっかり貯金をつくってチームに貢献していけるようにやっていきたい」
リーグを代表するスターターとして、さらに自覚は増した。(生駒泰大)
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