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【中日】小笠原慎之介 決め球候補に“ナックルカーブ”挑戦 今季奪三振王・柳がお墨付き「良さそうじゃん」

2021年12月10日 06時00分

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ブルペンで投球練習する小笠原。左奥は動画を撮影する松田

ブルペンで投球練習する小笠原。左奥は動画を撮影する松田

 中日の小笠原慎之介投手(24)が9日、ナゴヤ球場と中日屋内練習場で自主練習し、新球のナックルカーブの習得に挑戦していると明かした。決め球候補として磨きをかけ、大野雄と柳に「続いていけるように頑張る」と来季、中日勢3年連続の最多奪三振のタイトル獲得に意欲を見せた。
 進化のために小笠原が、静かに新たな牙を磨いている。中日屋内練習場のブルペンでの投げ込み終盤、大野奨に「ナックルカーブ」と予告して2球。浮き上がってから沈む従来のカーブと異なり、鋭く落ちてミットに収まった。
 軸はもちろん、150キロ超えを果たした直球。一方で、変化球の手札は「チェンジアップだけだと、きつい部分もある。もう1球種、ウイニングショットが欲しい。速い変化球があればと2、3年前から考えてました」
 チームメートでは、守護神のR・マルティネスが操るナックルカーブ。通常のカーブの握りから、人さし指の爪や指先をボールの縫い目にかけてリリース。指を立ててはじく動作がナックルと似ており、球種の名前の由来にもなっている。米大リーグで広まり、ダルビッシュ(パドレス)が2019年から使い始め、ヤンキースのエース・コールも得意としている。
 小笠原の理想は、投げ慣れた110キロ台で緩急をつけるカーブと比べ、プラス10キロの120キロ台後半。秋季キャンプから本格的に投げ始め、キャッチボールでは柳から「良さそうじゃん」。新たな決め球候補として、今季のセ・リーグの誰よりも三振を奪った右腕から、説得力十分のお墨付きをもらった。
 自己最多の8勝を挙げた今季、初めて規定投球回に到達し、先発として独り立ちして143イニング1/3で115奪三振。2桁勝利も視野に入れる来季へ、リーグ最多奪三振(168個)の柳が最優秀防御率(2・20)にも輝いた事実が、奪三振の威力を教えてくれる。
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