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急転直下だったJ1名古屋・フィッカデンティ監督の交代劇…いささかの戸惑いも【記者の目】

2021年12月10日 05時00分

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 サッカーJ1の名古屋グランパスは9日、マッシモ・フィッカデンティ監督(54)が契約満了に伴って退任し、後任に長谷川健太さん(56)が就任すると発表した。同日、山口素弘ゼネラルマネジャー(GM)がオンラインで会見し、監督交代に至った経緯と新体制への期待を語った。
【記者の目】
 急転直下の交代劇だった。20年に3位、21年に5位とリーグ戦で安定した成績を残し、ルヴァン杯も制した監督の交代は、常識を外れた動き。ルヴァン杯優勝後に内々で続投に向かっていたもようで、4日の最終戦前後には指揮官も「すごく強い気持ちで来年も続けていく感覚でいるのは当然」と強い意欲を示していた。
 しかし、結果は契約満了での退任。クラブ側の意思について山口GMは「交渉した、ということがすべて」としたが、その顚末(てんまつ)にはいささかの戸惑いが残る。
 安定感の一方で、手詰まりの空気もどこかにあった。今季、ドロー覚悟で引いて守る相手に、手をこまねく場面も多かった。クラブ内部にも、局面を打開しきれない状態を危惧する向きは、見え隠れしていた。
 グランパスの物語におけるフィッカデンティ監督の章は、結びに多少の余白を残しながらも終...

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