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ネット販売 白山の食品広まれ 商議所 大手通販出店

2021年12月9日 05時00分 (12月9日 10時48分更新)
じわもんショッピングサイトで商品を販売する白山市の個人事業主ら=白山市西新町で

じわもんショッピングサイトで商品を販売する白山市の個人事業主ら=白山市西新町で

 白山市の白山商工会議所は十日、地元産の食品などをインターネットの大手通販サイトで販売する「市じわもんショッピングサイト」を始める。商議所の加盟店など十社が約四十商品を販売する。出店に多額の経費がかかり、中小企業にはハードルが高い大手通販サイトで、市内の事業者が格安の負担で参入できる取り組みとなる。
 商議所のウェブサイトから「じわもん」サイトに移動できる。能登印刷(同市番匠町)のネット販売手続き代行サービスを利用し、三大通販サイトの楽天、アマゾン、ヤフーにまとめて出店できる。
 個人で通販サイトに登録する場合は出店料などが約六十万円ほど必要だが、同商議所の加盟事業者は一万五千円、市内の非加盟事業者は三万円で販売できる。
 同商議所の中尾一也(かずなり)さん(61)は「コロナで非対面の販売方式が求められるが、ネット販売は不慣れで苦手意識を持つ事業主が多い。制度を活用して経験を積み、ネット販売を使いこなしてもらえれば」と話す。
 商議所で八日、「じわもん」サイトの発表会があり、販売する和菓子や干し柿、洋菓子などが並んだ。日本酒を販売予定の「酒のミヤムラ」(同市中町)は、新型コロナ禍で飲食店からの酒類の注文が激減し、売り上げは半分に。宮村和利代表(64)は「ネット販売は以前から興味があったが、時間や経費がかかるので二の足を踏んでいた。品質のいい白山の地酒を全国に販売できれば」と期待した。(吉田拓海)

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