本文へ移動

【Dr.'Sサロン】 認知症診療 付き添いは?

2021年12月7日 05時00分 (12月8日 10時49分更新)
 十月、当院に「もの忘れ外来」が開設されました。認知症の診療を行う外来で、「物忘れがある」「同じ話を何度も繰り返す」「以前と比べて、ものごとの段取りが悪くなった」などの症状で患者さんが受診されます。本人が自覚して、というよりは、家族や周囲の方が気づいて、本人に受診を勧める場合の方が多いです。
 もの忘れ外来を受診する際は、可能であれば、本人の生活状況を把握している人、例えば同居家族と一緒に受診することが望ましいです。もし受診した方に物忘れがあると、本人のいろいろな状況が医師に伝わらないとか、医療機関での指導を本人が覚えられないとかといったことが懸念されるからです。
 認知機能の低下があり、それにより日常生活や社会生活に支障を来した状態が持続している−と判断されると、認知症と診断されます。認知機能の低下はあるが、日常生活や社会生活に支障を来していない状態は、軽度認知障害と評価されます。
 認知症と診断された後は「可能な限り、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続ける」ということが目標となります。そのためには、認知症の進行度合いに応じた治療や相談機関、制度の情報をまとめた自治体ごと...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報