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丸野一樹「100点のターン」でグランプリへ弾みつけるまくり差しV【鳴門ボートPG1・バトルチャンピオントーナメント】

2021年12月7日 18時58分

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丸野一樹

丸野一樹

◇7日 プレミアムG1「第3回バトルチャンピオントーナメント」最終日(徳島県・鳴門ボート)
 12Rで決勝戦が行われ、3号艇の丸野一樹(30)=滋賀=が3コースからコンマ11秒のスタートでまくり差しを決め、G1通算5度目の優勝を果たした。
     ◇
 住之江での頂上決戦を前に、丸野が最高の結果を残した。最終日は4Rから1号艇が8連勝と圧倒的にイン有利な状況下。インの瓜生が好スタートを決めて先手を取る態勢に持ち込み勝負あったかに思われたが、そこに飛び込んできたのが赤いカポック。1マーク鋭いまくり差しハンドルを繰り出した丸野は、バックで瓜生と並走。2マークを先に回って突き放すと、今年G1・3度目の優勝を奪い取った。
 「初日にラッキーもあったけど、1着が取れて流れがきた。久しぶりにターンが気持ち良くできる仕上がりでした。1マークは100点のターンができました」と会心の勝利に笑顔を見せた。
 今年は苦難と躍進の両面を持っていた。1月・尼崎68周年を制すると、3月・若松68周年も優勝。今年序盤のボート界を引っ張った。だが、好事魔多し。SGで初めてドリーム戦に出場予定だった7月のオーシャンカップで初日の試運転中に転覆し、左手骨折の重傷。だが、丸野は諦めない。8月のメモリアルで約1カ月ぶりに復帰を果たし、SG初優出。賞金を積み重ね、初のグランプリ出場へとこぎ着けた。
 「グランプリに出場することを年頭に決めて、やっと戦えます。けがをしたからこそ人間的にも精神的にも強くなれたと思う。この流れのままグランプリに行って存在感、結果を出せるように戦っていきたい」。直前のプレミアムG1を制した若きグランプリ戦士が、初の晴れ舞台で大暴れを期す。
 ▼丸野一樹(まるの・かずき) 1991年8月5日生まれの30歳。165センチ、52キロ。血液型はA。京都市出身。京都府立桃山高校卒業。選手養成109期生、滋賀支部所属。同期には永井彪也、大上卓人、島村隆幸、後藤隼之、水野望美、片橋幸貴、楠原翔太らがいる。2011年11月・びわこでデビュー(1着)。16年5月・三国で初優勝。SGは19年・チャレンジC(桐生)で初出場。21年・メモリアル(蒲郡)で初優出(5着)。バトルチャンピオントーナメントは初優勝。通算優勝は19回。

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