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一躍阪神JFの主役に躍り出たウォーターナビレラ 伏木田牧場「さまざまな縁が力を」【村本浩平コラム】

2021年12月8日 06時00分

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ファンタジーSを制したウォーターナビレラ(左)

ファンタジーSを制したウォーターナビレラ(左)

◇馬産地ライター村本浩平の「馬産地インサイ道」
 デビューからの3連勝でファンタジーSを優勝。一躍、阪神ジュベナイルFの主役に躍り出たウォーターナビレラ(牝2歳、栗東・武幸)は北海道浦河町・伏木田牧場の生産馬となる。伏木田修社長は、この快進撃について「正直驚きもありますが、亡くなられた山岡良一オーナーや、ご子息の正人オーナーとのつながり。そして友人でもある武(幸四郎)調教師を含めた武家の皆さんとのさまざまな縁などが、ウォーターナビレラに力をくれているのだと思います」と話す。
 母のシャイニングサヤカに「引退前から種牡馬として成功すると思っていただけでなく、クロスも狙って配合を決めました」(伏木田社長)と能力を高く買っていたシルバーステートとの間に生まれたウォーターナビレラは、5月生まれとは思えないほどの恵まれた馬体。そして放牧地では、目を見張るような動きを見せていた。
 「山岡良一オーナーに、創業以来初めて『買っていただきたい馬がいます』と勧めた馬でした。オーナーも二つ返事で了承してくださっただけに、この活躍を見守ってほしかったのですが…」と伏木田社長はサフラン賞の直前に他界したオーナーを思い出したのか、言葉を詰まらせる。
 「オーナー一族にとっても初めての重賞制覇でしたが、武幸調教師のお父さんで、オーナーの馬も管理されていた故・武邦彦さんとともに、天国から後押ししてくれたのではとの思いもあります」と伏木田社長。さまざまな人の思い、そしてファンからの声援も背に受けてウォーターナビレラは2歳女王へとひた走る。

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