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スーチー氏、拘束長期化へ 「腐敗した判決」非難相次ぐ

2021年12月7日 05時00分 (12月7日 05時00分更新)
 【バンコク=岩崎健太朗】ミャンマーの首都ネピドーの特別法廷は六日、国軍のクーデター以降十カ月以上拘束されている国民民主連盟(NLD)リーダーのアウンサンスーチー氏(76)と、大統領だったウィンミン氏(70)の二人に禁錮四年の初判決を言い渡した。国軍側による刑期短縮の方針が伝えられたが、国軍は総選挙のやり直しに向け、民主派指導者らを表舞台から追放する姿勢が鮮明となった。人権団体は「茶番で腐敗した判決だ」などと強く非難した。
 スーチー氏は拘束直後から無線機の無許可輸入や、今回の自然災害管理法違反などで訴追を重ねられた。裁判手続きは二月に始まったが、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由にたびたび延期。十一月以降も「総選挙で不正があった」「災害用ヘリコプターの購入などで権限を乱用した」などの告発が続いている。
 国軍は、拘束の長期化でスーチー氏らの発信を封じ「政権在任中に数々の不正を行っていた」との印象を広める狙いがある。現地メディアによると、NLDは幹部ら五十人以上が訴追され、州首相だった幹部の女性(67)は汚職などで計七十七年の禁錮刑を言い渡された。国際人権団体アムネスティ・インターナシ...

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