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グランパス稲垣「チームメートに感謝」プロ8年目で初のベストイレブン受賞【Jリーグアウォーズ】

2021年12月7日 06時00分

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ベストイレブンに選ばれた名古屋・稲垣=Jリーグアウォーズ、12月6日、東京都内のホテルで

ベストイレブンに選ばれた名古屋・稲垣=Jリーグアウォーズ、12月6日、東京都内のホテルで

◇6日 2021 Jリーグアウォーズ
 
 キャリア最高の1年を、文句なしの栄誉で締めた。プロ8年目にして、初のベストイレブン受賞。「そうそうたるメンバーの中で選ばれて非常に光栄。グランパスのチームとしての結果、成績が評価されてこそなので、チームメートに感謝したい」。引き締まった表情の中に、喜びの色がにじんだ。
 間違いなく、稲垣の年だった。開幕6連勝のうち、2戦連続を含む3度の決勝点をマーク。チーム得点王となるリーグ8得点と、ボランチながら得点を量産した。ルヴァン杯でも4得点を挙げ、大会MVPと得点王の二冠。「理想の形」と語る“得点も取れるボランチ”として、無二の存在感を放った。
 守備面でも、圧倒的な運動量で貢献。同じくベストイレブンに輝いたGKランゲラックらとともに、J1最多となる21試合無失点という記録をつくった。
 年代別代表歴もなく、FC東京U―15むさしからU―18への昇格も逃した苦い経験を持つ。はぐくまれたのは「自分はスーパーな選手ではない」との自覚と、強い反骨心。習慣として日々重ねた努力と、できないことを思い煩わず、できることに集中する精神性が稲垣のステージを1つずつ押し上げた。
 3月には、追加招集で代表に初選出。3月30日のW杯2次予選・モンゴル戦でデビューし2得点。今後の代表選出にも期待が膨らむ。本人は「チャンスは狙っていきたいが、自分のスタンスは目の前の練習、試合に向き合って全力でやること。そこは変わらずに継続したい」と、泰然とした姿勢。そのまなざしは、真っすぐに前を見据え続けていた。(渡辺拓海)
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