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東京競馬場の内馬場に「国際厩舎」、外国馬の参戦促す環境を整備へ

2021年12月7日 06時00分

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3コーナー付近の内馬場に建設が進む東京競馬場の国際厩舎

3コーナー付近の内馬場に建設が進む東京競馬場の国際厩舎

◇記者コラム「ターフビジョン」
 東京競馬場の内馬場に変化が起きていたのをご存じだろうか。レース映像には映り込んでいなかったとは思うが、来場された方の中には気付いた人もいたはず。以前は角馬場があった場所に着々と建物が作られている。新築中の施設は、検疫も可能な国際厩舎だ。
 完成は来年の安田記念の頃、運用開始は来秋を予定。6棟で最大12頭の検疫が可能という。関東のレースに出走する外国馬は、1週間は競馬学校で着地検疫を受けていた。来秋には直接東京競馬場入りし、広い馬場で調整しながら検疫を受けられることになる。
 米国ブリーダーズCなど海外の招待レースでは、開催競馬場での検疫が主流という。日本もその流れに乗り、外国馬の参戦を促そうというのがJRAの狙い。帯同馬向けに全重賞、リステッド、ジャパンC当日の平場戦など全265競走(今年の実績)を国際競走に指定し門戸を開くなど、外国馬の来日が創設以来ゼロとなった2019年の衝撃を繰り返さないため、参戦しやすい環境を整備中だ。
 今年のジャパンCで5着だったグランドグローリー陣営が東京競馬場移動後の調教後「環境が変わり馬がストレスを感じているようだった」と話したようなことは今後なくなるはず。運用が始まる来秋の成果が期待される。(高橋知子)

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