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【昇龍道プロジェクト】富山と能登の魅力 深掘り 酒蔵や伝統工芸巡る

2021年12月6日 05時00分 (12月6日 10時23分更新)
ウイスキーの熟成だるを見学する参加者=砺波市の若鶴酒造で

ウイスキーの熟成だるを見学する参加者=砺波市の若鶴酒造で

石川在住の外国出身3人参加

 中部地方を縦断する広域観光周遊ルート「昇龍道」をPRする「昇龍道ドラゴンルート推進協議会」は四日、県西部と能登半島の地酒や伝統工芸の魅力を伝える外国人向けのモニターツアーを二泊三日の日程で始めた。二日目の五日は、参加者が砺波市の若鶴酒造などを巡った。 (広田和也)
 ツアーは、日本酒を活用した訪日外国人客の獲得を目指す国税庁の「酒蔵ツーリズム推進事業」のモデル事例に選ばれ、「器と酒と食のマッチング」をコンセプトに組まれた。石川県在住で米国、中国、台湾出身の三人が参加し、初日の四日は能登地域の酒蔵と輪島塗の作業を見学した。
 二日目は同県七尾市の能登島ガラス工房などを巡った後、砺波市の若鶴酒造にある北陸唯一のウイスキー蒸留所で、巨大な熟成だるが並ぶ様子を見学した。台湾出身の医師、陳文筆さん(60)=七尾市=は「台湾は日本酒ブーム。このツアーなら友人にも勧められる」と笑顔を見せた。
 最終日の六日は南砺市の井波彫刻や高岡市の高岡銅器の制作現場を見学する。ツアーの様子はプロモーションビデオ(PV)で撮影しており、年内にも中国のウェブメディアで配信する。多田邦彦理事長(69)は「昇龍道は日本の魅力が最短で知れるルート。地域の魅力を掘り起こし、世界に発信していく」と語った。

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