【福岡国際マラソン】12位の川内優輝 涙ぐむ「自分が死ぬ間際みたい」
2021年12月5日 19時30分
◇5日 福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着の42・195キロ)
12度目の福岡国際を12位(2時間11分33秒)で終えた川内優輝(34)=あいおいニッセイ同和損害保険=は涙ぐんだ。
「レース中にいろんな記憶が頭に浮かんできた。自分が死ぬ間際みたい」。デッドヒートを制し日本人トップの3位に入った2011年大会などを思い起こし、福岡ラストランの感傷に浸った。今大会には故障の影響で調整に不安を抱えながらも強行出場した。「ベストは尽くした。福岡に次はないけど、自分の人生としては次につながる走りだった」と寂しげに語った。
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