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【チャンピオンズC】テーオーケインズが6馬身差圧勝 戦国ダート界から一歩抜け出した!

2021年12月5日 18時15分

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チャンピオンズCを制したテーオーケインズ

チャンピオンズCを制したテーオーケインズ

◇5日 第22回チャンピオンズC(G1・中京・ダート1800メートル)
 1番人気のテーオーケインズが直線力強く抜け出し、2着で3番人気のチュウワウィザードに6馬身差をつけて圧勝した。6月の帝王賞に続くG1・2勝目、JRAG1初制覇を飾った。
     ◇
 “砂の帝王”が桶狭間に君臨だ。テーオーケインズは先行集団から抜群の手応えで抜け出し、最後は後続を楽々と引き離した。2着のチュウワウィザードに1秒差。6馬身差は同レースで過去最大、前身のジャパンカップダートを含めても2001年クロフネの7馬身差に次ぐ圧勝劇だった。混戦模様と言われた下馬評をあざ笑うかのような圧倒的な強さを見せつけた。
 「前走(JBCクラシック)は1番人気でいいレースができず、自分もそれが悔しくて、今回は何とか結果を出したいと思っていた。今回は本当に強かったですし、強い姿を見せられて何よりです」と松山弘平騎手(31)=栗東・フリー=は人気に応えられてほっとしていた。前走は出遅れが響いての4着だっただけに、会心のレースに喜びもひとしおだ。
 課題のスタートで今回も試練はあった。他馬の駐立が悪く、ゲートで長く待たされる展開。前回の悪夢が再現されてもおかしくはなかったが「後ろにもたれる面もあったけど、馬がよく我慢してくれた」と松山。五分のスタートに成功し、そのまま中団前めに取り付くと、抜群の手応えのまま4コーナーへ。直線で馬群を割ると最後は独り旅だった。
 JRAG1初勝利となった高柳大輔調教師(44)=栗東=は「ゲートで待たされた時は心臓がばくばくしていましたが、何とか頑張ってくれた。今はほっとした部分が大きいですね」と胸をなで下ろしつつ「僕も皆さんと同じぐらい驚いています」と笑顔でその強さを表現した。
 まだ4歳ながら、これで今年は地方の帝王賞に続いてダートの頂上決戦で2勝目。指揮官が「まだ4歳なのでまだまだ成長してくれると思う」と言えば、松山も「ダート界を引っ張っていく存在になってほしいですね」とさらなる期待を寄せる。令和の桶狭間で戦国ダート界を統一し、一時代を予感させる。次走は未定だが、世界制覇にも期待せずにはいられない。

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