【チャンピオンズC】キタサンブラック以来4年ぶり!ヤナガワ牧場が生産馬・テーオーケインズでJRAG1王者
2021年12月5日 17時12分
◇5日 第22回チャンピオンズC(G1・中京・ダート1800メートル)
勝ったテーオーケインズを生産したヤナガワ牧場では、2017年有馬記念(キタサンブラック)以来、4年ぶりに生産馬がJRAG1を制した。
フェブラリーSは先代の時代を含め、07年サンライズバッカス、14、15年連覇のコパノリッキーで計3勝しているが、下半期のダート頂上決戦は初制覇だ。この日はノーザンファームと並ぶ3頭出しで栄冠をつかんだ。梁川正普代表(51)は「(多頭数出しは)こんなことってそうないですから。何度か出ても勝てずにいたレース。うちの3頭で何とかチャンスがあればと思って来ました。うれしいですね」と、ほっとした表情を見せた。
テーオーケインズは母マキシムカフェもヤナガワ牧場産。ほかのG1馬、キタサンブラック、コパノリッキー、コパノリチャードもそろって母が同牧場産だ。自ら伸ばした牝系を花開かせている。「なかなか潤沢には資金のない中、考えて配合してきた馬でタイトルを取れたのはうれしいです」と喜んだ。きょうだいは2歳のコパノオースティン(牡、父コパノリッキー)が栗東・村山厩舎で登録済み。当歳がコパノリッキー産駒の牡馬で、小笹公也オーナー所有が決まっている。今年は空胎。来春は再びシニスターミニスターとの配合を検討しているという。
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