【チャンピオンズC】ソダシ初ダート果敢にハナ切るが史上初の快挙ならず 須貝師「来年フェブラリーSも視野に」
2021年12月5日 17時07分
◇5日 第22回チャンピオンズC(G1・中京・ダート1800メートル)
果敢にハナを切った。初めてのダート挑戦。白毛のアイドルのソダシは好スタートから先手を奪うと真っ白の馬体を躍動させて15頭を引き連れて逃げた。
前半1000メートル通過は61秒4。ゆったりとした流れに持ち込んだ。だが、勝負どころで早々と吉田隼の手綱が動きだすと最後の直線はズルズルと失速。前走の秋華賞10着に続いて初ダートでも、らしさを見せられずに12着と大敗に終わった。
「ゲートは待たされたけど、しっかりとリズム良く走れたし、スピードの乗りは良かった。雰囲気も良かったです。でも、力のいるダートとか、古馬の牡馬相手で地力の差が出ました」と吉田隼。JRA史上初となる牝馬による芝とダートG1制覇を果たすことができず、主戦は肩を落とした。
父クロフネの足跡を追った二刀流挑戦は無残な結果となった。須貝師は「ゲートの速い馬ですから、自然と逃げるにはなりました。でも、経験値の違いというかダート巧者が相手ですから仕方ないですね」とぽつり。それでも「ダートの感触は悪くなかった。来年はフェブラリーS挑戦も視野に入れます」と前を向く。もう一度、ダート挑戦へ。白いアイドルの二刀流挑戦はまだ終わらない。
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