【巨人】菅野智之が海外FA行使せずに残留…4度の登録抹消で東京五輪辞退し6勝7敗、防御率3・19と不本意な成績
2021年12月5日 10時59分
巨人・菅野智之投手(32)が、海外FA権を行使せず残留することが5日、分かった。菅野は10月11日に海外FA権を取得、昨オフに試みたメジャー挑戦をするかどうか注目されていた。CSファイナルステージでチームがヤクルトに敗退し今季終了した後は、熟考を重ねていたが、FAの申請期限が7日と目前に迫った中、メジャー挑戦はしない決断をした。
昨オフはポスティングシステムを使って大リーグ移籍を試みたが、合意に至らず残留し、巨人とは単年契約を締結。その際、「オフにもう一回、メジャーリーグに挑戦できるチャンスがあれば、そこでまたチャレンジしたいと思います」と語り、今季、海外FA権を取得した上でメジャー再挑戦を検討すると言及していた。だが、このオフ、再挑戦はしないことを決断した。
今季は故障と不振で4度、出場選手登録を抹消された。大きな目標だった東京五輪の日本代表に選出されながら、コンディション不良のため辞退。シーズントータルでは6勝7敗、防御率3・19と不本意な成績に終わったが、9月以降は4勝2敗と、先発陣が軒並み崩れた中で奮闘し、CSでも軸としてチームを引っ張った。来季は今年やり残した宿題である日本一を目指す。
おすすめ情報
-
【オリックス】太田椋、2回に追加点の適時二塁打「良い感触で打つことができた」
2022年5月29日