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「動かしたくても足が動かないような試合もあったと思う」名古屋グランパス5位フィニッシュ 監督が選手らに謝辞

2021年12月4日 20時51分

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試合後、あいさつする名古屋・フィッカデンティ監督

試合後、あいさつする名古屋・フィッカデンティ監督

◇4日 J1今季最終節 名古屋0―0浦和(豊田スタジアム)
 死力を尽くした、55試合目のタイムアップだった。今季最後の公式戦を終え、フィッカデンティ監督から出た言葉は「動かしたくても足が動かないような試合もいくつかあったと思う。この1年間やってくれた選手に、本当に感謝したい」という感謝だった。今季最多2万7079人が訪れたホームで残る力を振り絞った。
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 シーズン中、さまざまな試練が訪れた。中でも、相次ぐ負傷離脱が指揮官を特に悩ませた。「(FW)金崎も、もっと早く本調子になるかなと思っていたし、(DF)丸山や(MF)米本、(FW)山崎などの負傷は計算できない」。開幕前の補強で厚みを増したはずの選手層が徐々に削られていった。
 この日もまた、苦しい展開だった。米本を負傷離脱、MF長沢を出場停止で欠くボランチは、MF稲垣とDF木本のほかに選択肢なし。加えて、シーズンを通して蓄積した疲労が、中盤を支配され、押し込まれる展開を招いた。
 それでも、チームは粘った。後半26分、42分の2度、浦和にゴールネットを揺らされるも、いずれもオフサイドの判定。FW柿谷は「うまくいっていない時こそ我慢するというのがこのチームの特長」と、チーム一丸の守備に胸を張った。
 守り切った以上に、1―0にできなかった悔しさもにじむ。「最後にオープンになってきて、あそこで仕留めきれるかきれないかの差だった」とはMF稲垣。川崎が天皇杯を制覇すればACLに出場できる、4位の可能性が閉ざされたドローを悔やんだ。
 満足感と悔しさが交錯する、シーズン全体の総括にも重なる最終戦。「来年に向けた順位にはならなかったけど、ファミリー(ファン、サポーター)の皆さんにとっても歴史的な1年になったのでは」と柿谷。真の常勝クラブへと続く道はまだ半ば、なお強く前へ進む必要がある。
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