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知的障がいのある球児に甲子園への道を 同朋高校硬式野球部員と初の合同練習会【高校野球】

2021年12月4日 20時15分

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合同練習会でノックを受ける参加者

合同練習会でノックを受ける参加者

 知的障がいのある生徒が甲子園を目指せるように支援する「甲子園夢プロジェクト」の一環で、知的障がいのある生徒と名古屋市の同朋高校硬式野球部員との初の合同練習会が4日、同校グラウンドで行われた。
 首都圏や愛知、京都から軽度の知的障がいのある4人が参加。同朋高硬式野球部員とともにキャッチボールやノック、トス打撃などの練習をして交流した。普段の練習内容を部員から教わったり、グラウンド整備中には談笑したりして和やかな雰囲気で一緒に白球を追い掛けた。
 京都市の白河総合支援学校の3年、村田敦選手(18)はノックで軽快なグラブさばきを披露し、フリー打撃では同朋高の部員を相手に登板。最後の打者からフォークで空振り三振も奪い「家で硬式球を投げて練習してきた。抑えられたのは少しうれしかった」と笑顔を見せた。同朋高の真野楓主将(17)は「野球が好きなことに障がいの有無は関係ない。いい経験になったのでまたやりたいです」と話した。
 同プロジェクトは知的障がいのある子どもに、硬式球が危ないとの理由で閉ざされがちな甲子園への道を開く支援をしようと3月に発足。今回は初めて硬式野球部員と合同練習会を行った。
 プロジェクト代表で都立青鳥特別支援学校の久保田浩司教諭(55)は「最終的に甲子園につながる大会に出場することが目標。まずは知的障がいがあっても普通に野球ができるんだと分かってもらいたい。今日は練習する中で垣根が自然となくなっていてよかった」と振り返った。

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