「今の選手たちとてっぺん目指して」 阪神残留の梅野、ファンへの感謝と『優勝キャッチャー』の決意
2021年12月4日 12時41分
FA宣言せず残留を発表した阪神・梅野隆太郎捕手(30)が4日、オンラインでのファン感謝イベント参加のため甲子園球場を訪れ、テレビのインタビューで決断について語った。
「やっぱりタイガースファンのすごい声援は力になる。あとはやはり今の選手たちとてっぺん目指して、優勝目指す、そこはホントにぶれずに。だからこそ、ドラフトからここまでプレーをしてきた中でFA権を獲得でき、そして優勝したいという気持ちが一番で、それにファンの皆さんの残ってくれというメッセージだったり、そういうのも自分の中で裏切れないところもあったので残留と決断しました」
福岡県出身の梅野は福岡工大城東高―福岡大をへてドラフト4位で2014年入団。8シーズン目だった今季、国内FA権を取得した。育ててくれた球団、指導者や先輩、後輩、スタッフ、そしてファンへの感謝を語り、チームへの愛着を言葉にした。
これから目標は「優勝キャッチャー」と表現した。「自分のキャッチャー像というのも含め、やっぱり最高のかたちは優勝キャッチャー。そこを目指してやっていきたい。最高の仲間と頂点を目指せるようやっていきたい」
今シーズン最終盤には2歳下の坂本が主戦マスク。自分の出番が激減したことについても思いを口にした。
「今後の糧として、はね返していくのが自分の立ち位置だと思って、来シーズンも同じように戦っていく。それを乗り越えていく、という意気込みを持って戦いたいなと思います」
勝負強い打撃、投球をそらさない鉄壁のブロッキングなど技術は球界トップクラス。不動の正捕手の座を奪い返す。
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