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米ロ外相 ウクライナ巡り応酬 国境の軍増強問題 平行線

2021年12月4日 05時00分 (12月4日 05時00分更新)
2日、ストックホルムで会談したブリンケン米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相=AP

2日、ストックホルムで会談したブリンケン米国務長官(左)とロシアのラブロフ外相=AP

【ワシントン=金杉貴雄、モスクワ=小柳悠志】ブリンケン米国務長官とロシアのラブロフ外相は二日、スウェーデンの首都ストックホルムで会談した。ロシアがウクライナ国境周辺に軍部隊を集結させたとされる問題で、ブリンケン氏はロシア軍の撤収を要求。一方のラブロフ氏は米欧がウクライナに接近を続ける現状に不快感を示し、議論は平行線をたどった。
 ブリンケン氏は会談冒頭で「危機を避けるための最善の方法は外交だ」と事態打開を図りたい姿勢を示した。ラブロフ氏も「われわれは衝突を望んでいない。米ロ双方に責任ある対応が必要だ」と応じた。
 ロシア外務省によると、ラブロフ氏は、北大西洋条約機構(NATO)が中東欧に拡大する状況に懸念を示し、「ウクライナを地政学的なゲームに巻き込めば、必要な対抗措置を取る」と強調。ブリンケン氏はウクライナ周辺からの軍撤収を迫り、「ロシアが軍事拡大の道を選択した場合、米国と同盟国が重い代償を支払わせる」と警告した。
 ウクライナを巡っては、ロシアが二〇一四年に南部クリミア半島を併合。ウクライナ東部二州でも、分離独立を主張する親ロシア派武装勢力を支援し、ウクライナ軍との間で戦闘状態が続いてい...

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