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イチローさん走塁の極意を伝授「1歩目の切り方」と「一塁から三塁へのルート」千葉明徳高を指導

2021年12月4日 06時00分

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千葉明徳高の選手の指導に訪れ、選手とダッシュするイチローさん(代表撮影)

千葉明徳高の選手の指導に訪れ、選手とダッシュするイチローさん(代表撮影)

 元大リーグ・マリナーズのイチローさん(48)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が3日、千葉市の千葉明徳高で野球部員に指導した。前日に続く2日間の指導で、この日は約4時間、濃密な授業だった。イチローさんは11月末にも国学院久我山高で指導しており今年2校目、昨年の智弁和歌山高と合わせて3校目の訪問。年内にもう1校を訪問する。
   ◇   ◇
 走塁指導では、達人ならではの極意が伝えられる場面もあった。
 「特に強いチームとやるときは。上を目指すために頭に入れて」
 イチローさんがハイレベルな試合を見据えて助言したのは、盗塁すると見せ掛けて相手にプレッシャーをかける動きだった。
 「(走って)来るだろうな、と思われる選手じゃないと効果がない。ここというときの一発なので。9イニング通して忙しい雰囲気は出してほしくない」
 監督ら「指示する側」をより意識した話で「あまり頻発すると効果は生まない。落ち着いた空気の中で、何か起きるという雰囲気をつくらないと」と、静から動への変化をコツとした。
 走塁指導では、実演しながらポイントを具体的に示した。その一つが二塁へ向かうときの「1歩目の切り方」。一、二塁間に2本の線を引き、その狭い間を走路とした上で、こう解説。
 「リードしているときスクエアだと、(左足の1歩目が)こっち(投手寄り)に行く。右足を少し下げて(右翼寄りに置いて)ややオープンに構えて、1歩目をここに持ってくる」
 一塁から三塁への走り方も実演。「ライト前ヒットで一塁から三塁に。ここ(一塁からスタート地点)で直線に行くと、あっち(二塁を回るとき)で膨らんでしまう」。スタートを切った時から、最少のロスで三塁に到達することを意識するように説いた。

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