ルーキーがサヨナラ犠飛!JR東日本東北が9回4点差大逆転で6年ぶり8強入り【都市対抗野球】
2021年12月3日 19時59分
◇3日 第92回都市対抗野球第6日 NTT西日本6―7xJR東日本東北(9回サヨナラ、東京ドーム)
決勝犠飛は左翼フェンス前まで飛んだ。9回に4点差を追いつき、さらに1死満塁。JR東日本東北(仙台市)のルーキー金沢龍介外野手(23)がフォークを拾った。
「同じ新人の大西がタイムリーを打って、先輩方がつないでくれたので、自分が打って勝つつもりで打席に入りました」。東京ドームに声を響かせた。駒大監督も経験し、就任4年目の西村亮監督(47)も9回の4点差逆転サヨナラに「記憶にない。想像もつかない、すごい試合」と興奮を隠せなかった。
攻撃の流れが来ない中、踏ん張った投手陣を勝因の一つに挙げたが9回は采配も光った。4番・捕手の薗部に、履正社(大阪)から高卒1年目の大西を代打に送ってタイムリーでつないだ。6年ぶりの準々決勝進出。過去最高は4強。初の頂点へ勢いづいた。
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