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宮里優作 長尺パター生かすコツは”鈍感力” 4年ごとにVの大会で今年は「当たり年」3勝目目指す

2021年12月3日 18時10分

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第2日、15番でティーショットを放つ宮里優作

第2日、15番でティーショットを放つ宮里優作

◇3日 国内男子ゴルフ 日本シリーズJT杯第2日(東京都稲城市、東京よみうりCC)
 3度目の大会優勝を目指す宮里優作(41)が7バーディー、2ボギーでこの日のベストスコアの65をマークし、通算9アンダーで首位に躍り出た。賞金王争いは、同ランク4位の星野陸也(25)=興和=が首位と3打差の通算6アンダーで2位。同ランク1位のチャン・キム(米国)は通算1オーバーで20位と低迷している。
   ◇   ◇
 宮里の長尺パターが猛威を振るい続けている。時間がたつにつれて風が強くなり、冷え込みも厳しくなって硬さを増したグリーンを最終組でプレーしながら25パットで収めた。7つ奪ったバーディーのうち、最も短いパットは2.5メートル。他は全て5メートル前後あったが、バケツにボールを放り込むように次々と決めた。
 グリーン上が不調で、わらにもすがる思いで44.5インチのパターを持ち込んだのは2週前のダンロップフェニックスから。すると、途端に効果が表れて4位となり、続く前週のカシオワールドオープンは2位に入った。「長尺はバックスイングをどこに上げてもいい。いかに鈍感になるかがテーマ」と言う。
 加えて、今大会には過去9度出場の経験もある。「このコースのグリーンの起伏は頭に入っている。やみくもに乗せても、うまくいかない。いかに上りのパットを残すか。下りの2メートルより上りの4メートル」。観戦に来ているコーチで父の優さん(75)は「静かにゴルフができている。落ち着いている」と評している。
 この大会は2013、17年に優勝している。4年ぶりの大会3勝目に向け「3メートルのパーパットをピン下から打てればOKの気持ちでやっている。ただ、今日はピン上につけたホールが4つあった。あとはアイアンのミスショットの幅を、いかにして狭くしていくかだね」と話した。快進撃を続ける宮里の肩の力の抜け具合は、賞金王を争う5人の選手たちには恨めしいに違いない。

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