イチローさん今度は千葉明徳高に登場 その理由は一番に手を挙げた学校だったから…年内にもう1校を訪問
2021年12月3日 17時00分
元大リーグ・マリナーズのイチローさん(48)=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が3日、千葉市の千葉明徳高で野球部員に指導を行った。イチローさんは11月末に国学院久我山高(東京)で指導しており、今年2校目の訪問。年内にもう1校を訪問する。
◇ ◇ ◇
昨年末の智弁和歌山高、11月の国学院久我山高に続いて、イチローさんが3校目に選んだのは、一番に手を挙げた学校だった。
千葉明徳高の理事長から昨年、学校を代表したメッセージが届いた。これが学校としては全国で最初のオファー。「夏の大会ベスト8の壁を越えたい」「個人としてもうまくなりたい」「選手たちの人間としての成長のため」という願いが込められており、最初に訪問を決めた学校だったという。
前日の2日から訪れており、この日が2日目。野球部を引退した3年生19人を含む63人に指導した。ウオーミングアップ中には岡野監督、コーチらを交えて「メリハリが大事。ゲーム中でも静寂な時間がどこかである。より(元気を出すと)際立つ」と説いた。さらに「練習中でも、キャッチボールが終わって次に移る5分間、それだけでいい。ダラダラいくのが怖い。体力を残そうとする、本能的に。リセットして、もう1回ガーンと。質が上がる。怖いのはダラダラいくこと。厳しい学校は時間が長くて、その傾向がある。どの時代も」と解説した。
走塁練習では一、二塁間に2本のラインを引き、「(このラインの中に収まるように)動きをイメージできるようにやってみて」と指導。二盗時の動き、けん制の戻り方などを実演し「左ピッチャーのときはいったん(重心)を下げると出されづらくなる。左ピッチャーが足を上げたときにいったん下がると見やすくなる」などコツを教えた。
【読まれています】
◆イチローさんの常識を疑う指導「今までやってきたこととかけ離れていた」
◆イチローさん「僕はそう思わない」日本S オスナの走塁ミスに言及
◆イチローさん、日が落ちるまで高校球児にみっちり“エキス注入”
◆イチローさんの常識を疑う指導「今までやってきたこととかけ離れていた」
◆イチローさん「僕はそう思わない」日本S オスナの走塁ミスに言及
◆イチローさん、日が落ちるまで高校球児にみっちり“エキス注入”
おすすめ情報
-
ダルビッシュ、野球ゲームのイチローさん実装版作成に尽力を明かす 今後詳細公表へ
2022年2月23日
-
【センバツ】国学院久我山、イチローさん直伝走塁で聖地初勝利へ 上田主将「体現して恩返し」
2022年1月28日
-
退任発表のオリックス宮内オーナー「野球少年が立派に育った」イチローさんについて言及
2022年1月21日
-
【ヤクルト】高卒5年目の年俸〝イチロー超え〟村上宗隆が2億2000万円で更改
2021年12月20日