大谷翔平も“のっぺらぼう” ロックアウトでMLB公式サイトから現役選手の写真やニュースも一斉に消える
2021年12月2日 15時48分
大リーグ公式サイトの選手の顔写真と略歴が2日、一斉に削除され、大谷翔平選手の顔も黒色で塗りつぶされ、“のっぺらぼう”に差し替わった。
現地の報道によると、大リーグ機構と選手会は、現行の労使協定の失効期限だった米東部時間1日午後11時59分(日本時間2日午後1時59分)までに合意に至らず。オーナー陣は球団施設を封鎖する26年ぶりのロックアウト(LO)突入を、全30球団一致で採決したため。
米ニュースサイトのスポルティコによれば、LO時は「雇用者(大リーグ機構、オーナー陣)と被雇用者(選手や球団職員ら)は隔離されていなければならない」と定められている。これまでは、双方は物理的に隔離されていればよかったが、今回は大リーグにとってデジタル時代で初めてのLO。そのため、大リーグ公式サイトの顔写真やプロフィルなどが削除される事態となった。
しかも、掲載されたニュースは全て引退した選手の動向や殿堂入りの可能性を伝えるものに差し替えられ、現役選手の情報は一切なしという徹底ぶり。エンゼルス公式サイトの“最新ニュース”のヘッドラインは「ポジション別、エンゼルス歴代選手の最高のシーズン」「エンゼルスの史上10大トレード」「背番号別、エンゼルス歴代ベストプレーヤー」など、前もって用意された記事に差し替わった。
おすすめ情報
-
【MLB】大谷翔平は「3番・DH」相手先発の右腕は今季7勝と好調、過去の対戦は6の0
2022年6月26日
-
孤軍奮闘の大谷翔平、上原浩治さんは自身のMLB経験ふまえトレードのすすめ?
2022年6月26日
-
【MLB】大谷翔平の次回登板、日本時間30日ホームのWソックス戦
2022年6月26日