【ロッテ】佐々木朗希、プロデビューを飾り目標の1勝も達成…充実の2年目と来年の課題を語る
2021年12月2日 11時21分
高卒2年目のシーズンを終えたロッテの佐々木朗希投手(20)が報道陣の取材に応じ、プロデビューを飾った今季を振り返った。11試合に先発し、3勝2敗、防御率は2・27。11月に終わった秋季練習後も野球のことで頭がいっぱいのようだ。
◇ ◇ ◇
―オフに行ってみたいところは?
「実家です。好きだからです。こっちに来て岩手の良さは感じるので、いいところだなと思います。良さは落ち着いているところ」
―自身のリフレッシュ法は?
「お風呂。結構、しっかりつかるようにして、疲れも取れるので、ちゃんと毎日、入るようにしています。時間は15分くらい」
―プロに入って吉井投手コーチからどんな指導を?
「学生時代の指導者はピッチングだけではないので、ピッチング自体を教わったことはほとんどない。吉井さんはそういうところでは自分の質問に対して、的確な答えをくれるところが違うのかなと思います。僕から聞いたらたくさん答えが返ってきます。自分で考えさせることをさせてくれるのですごくありがたいと思います」
―昨年の契約更改では目標が1勝と言っていたが、今年の結果は?
「10登板以上というのは自分の中で1勝と同じくらい大事な目標でした。中6日でも投げることができて、大事な試合でも投げられて、去年と比べて、思っていたよりも良くなっているのかなというのがあります」
―シーズン後半は加藤捕手とバッテリーを組んだが、よく首を振っていた。それだけをコミュニケーションが取れていたということか?
「そうですね。首振っても嫌な顔一つせず、やってくれますし、もちろん首振るにもいろんな理由がある。その中でも駆け引きがあると思うので、そういうところも意識しながら、球種だけじゃなくて、駆け引きを意識しながら投げてましたす」
―外国人選手ともコミュケーションが取れていた。どんな会話を?
「そんな深い話はしていないですが、(相手から)遊ばれている感じが…」
―英語だけでなく、スペイン語の単語も覚えた?
「まあ単語だけですけど、でも、結構、英語の方が多いかな、と。スペイン語は、はい…。どれがスペイン語かはあんまり分からないですが」
―昨年は登板機会がなく、ネットでは厳しい意見もあった
「もちろん、結果を出さなきゃいけないが、言い返すのも無駄だし、そっちに集中するのも無駄なので、しっかり自分のやるべきタイミングとか出番というのはあると思うので、その時までコツコツ続けるようにと考えていた。経験を積み重ねていけば、ちゃんと(成果が)返ってくると思うので」
―来季はどれくれいの成績を残したい?
「登板数は今年の2倍近く、イニング数もそのくらい投げれたらいいのかな、と。勝ち星は僕だけの力じゃないので、ある程度、試合をつくった中でイニング投げれるようにというのを目標にしてます」
―今年の最速は159キロ。ファンも球速を楽しみにしている
「春季キャンプのシート打撃の時から含めたら10キロ上がり、平均的にも5キロぐらい上がった。もちろん自分の持ち味でもある。後半戦でスピードも出てて、投球自体も少し楽になった。今の球速を1年間、この2倍ぐらいの試合数、イニング投げれても維持できるようにしたい」
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