WEリーグ延期は「公平性を保てないという苦渋の決断」国内組18人が2週間隔離で出場できず…
2021年12月1日 20時02分
サッカー女子のWEリーグは1日、第11節(4日)全5試合の延期を発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する水際措置が厳格化された影響で、オランダ遠征から1日午前に帰国した女子日本代表「なでしこジャパン」の国内組18人が2週間の隔離で出場できなくなったため。
オミクロン株の影響で国内の主要試合が延期になるのは初めて。
帰国したチームは検査で全員の陰性が確認されたが、選手18人は検疫所が指定する宿泊施設で隔離後、自宅などでの待機が求められた。マイナビ仙台3人、三菱重工浦和5人、大宮2人、日テレ東京V5人、INAC神戸3人に加え、米国遠征中のフィリピン女子代表2人(EL埼玉、千葉L所属)が日本に再入国していない。
同日に開かれた全クラブの代表者による実行委員会で、リーグ側が延期を提案。リーグ規約に従い、岡島チェアの最終決定で延期を決めた。野仲賢勝専務理事は「リーグの公平性を保てないという苦渋の決断」と説明した。
関連キーワード
おすすめ情報
-
横浜M「10人でもやれる自信がある」2戦連続”数的不利”でも攻撃貫徹【J1】
2022年5月25日
-
4発大勝の湘南 J1初ゴールの池田「今のフロンターレは絶対王者ではない」【J1】
2022年5月25日