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北の富士さんの『秘蔵っ子』北の若が新十両昇進「努力すれば普通に三役になれる」大きな期待【大相撲】

2021年12月1日 18時02分

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北の若

北の若

 日本相撲協会は1日、来年初場所(1月9日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、本紙評論家の北の富士勝昭さんの秘蔵っ子で、元高校横綱の北の若(21)=八角、琴裕将(27)=佐渡ケ嶽、芝改め紫雷(しでん、29)=木瀬=の新十両昇進を決めた。千代嵐(30)=九重=の再十両も決まった。
   ◇   ◇
 21歳という若さ。豊かな将来性を感じさせる立派な体格。そして、甘いマスク。埼玉栄高で高校横綱など5冠を獲得。鳴り物入りで入門した北の若が、ついに表舞台へと上がってきた。
 「入ったときの相撲とは別人のように変わったなと思います。親方と出会って前に出る大事さを口酸っぱく言われてきました。前に出る相撲だからここまでこられた。親方には感謝しかありません」
 189センチの長身。リーチが長く、高校時代は下がりながらでも上手が取れて勝負ができた。それがプロでは通用しなかった。押し相撲を極めた師匠の八角親方(元横綱北勝海)には、入門時から押す力の大切さを徹底的に指導されてきたが、その意味を理解するまで2年かかったという。それが昇進まで約3年かかった理由だった。
 八角親方も「高校横綱は邪魔だった。プライドばかり高くて。それが邪魔だった」と当時を振り返るが、今は「勝ったり負けたりするうちに、分かってきた。愚直に突っ張って上手を取る。だいぶ素直になってきた」と成長を感じている。
 実は北の若を八角部屋へ導いたのは北の富士勝昭さん。妹夫婦が営む酒田市のちゃんこ屋「北の富士」で中学生の北の若と出会った。
 「大きいし、ハンサムだし、細かったけどいい体をしていた。強くなったら人気が出るなと思ったよ」と声を掛け、交流を重ねてきた北の富士さん。入門を決めた北の若が酒田市役所を表敬訪問したときは「師匠の代理で。部屋に連れていくまでは俺の責任だったから」と同行もした。「ぶつかり稽古しなきゃ駄目。努力すれば普通に三役になれる」と秘蔵っ子に大きな期待をかけている。

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