鈴木誠也やFA選手は契約結べない…選手会とMLBの交渉難航で施設閉鎖のロックアウトへ
2021年12月1日 10時29分
【ニューヨーク共同】米大リーグ機構(MLB)と選手会の労使協定の改定交渉は、期限の1日を目前に控えた11月30日も交渉が難航、MLB側が施設を閉鎖するロックアウト突入は必至の情勢となっている。全国紙USAトゥデー(電子版)によると、選手会側の提案に対し、MLB側が対案を出したが合意には至らなかった。
ロックアウトが実施されれば、移籍市場は凍結される。プロ野球広島からポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手や、フリーエージェント(FA)選手は球団と契約を結ぶことができない。
米メディアによると、収益の分配法やFAや年俸調停の権利取得の条件などが争点となっている。ただ、来年2月中旬のキャンプ入りまでの合意については、双方とも楽観的だという。
この日はメッツからFAとなったバエス内野手とタイガースの6年契約が明らかになるなど、今オフはロックアウトを見越して、早い段階から大型契約の成立が相次いでいる。
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