『投手王国』にあぐらかくな!中日・立浪監督「安心していると…大変なことになる」球団納会であいさつ
2021年12月1日 06時00分
中日の球団納会が30日、名古屋市内のホテルで開かれ、大島宇一郎オーナーや立浪和義監督(52)ら85人が出席した。立浪監督は敵地での投手力アップを浮上のカギに挙げた。
壇上のあいさつで大島オーナーは「投手成績は12球団1位ではあります」とチーム防御率トップだった投手陣をたたえつつ「ビジターにいくと若干力が落ちる傾向にある」と課題を指摘。33勝27敗11分だった本拠地・バンテリンドームでは防御率2.52だったのに対し22勝44敗6分だったビジターでは3.96。立浪監督も十分理解していた。
「バンテリンではストライクゾーンである程度勝負できるけど、外に行ったらそういうわけにはいかない。本当の意味での制球力、コントロールを磨いていかないといけない」。広い本拠地なら大胆に攻められる。わずかな制球ミスが結果に直結する敵地でも投げきる技術を求めていく。
ヤクルトの日本一に「打線はいいし神宮はホームランも出やすい。でも優勝したのは奥川や高橋が出てきたから」と分析。神宮ではヤクルトと10試合対戦し防御率は4.63と打ち込まれた。立浪監督は「今年ピッチャーが良かったからって安心していると、大変なことになる」と油断はない。
ここから2カ月のオフが始まる。「自分たちのときよりもまじめに練習している選手が多い。休むときは休むでメリハリをつけてやってくれれば」。選手たちにメッセージを送りつかの間の休息に入る。
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