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中日2位鵜飼 駒大の先輩・大島に続くぞ!地元の少年に夢与え続ける偉大な存在見習い「鵜飼杯」創設目指す

2021年12月1日 06時00分

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仮契約を終え、笑顔でポーズを取る鵜飼航丞

仮契約を終え、笑顔でポーズを取る鵜飼航丞

 中日からドラフト2位指名された駒大・鵜飼航丞外野手(22)が30日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金7000万円、年俸1200万円で仮契約した。東都大学リーグ通算12本塁打の大砲は中学時代、大学の先輩で同じ名古屋市出身の大島洋平外野手(36)の名前を冠した大会に出場。地元愛を手本に「鵜飼杯」創設を目指すため、新人で先輩超えの「開幕スタメン+規定打席到達」を見据える。
 竜党待望の広いバンテリンドームナゴヤも関係なしの豪快な一発と同じくらい、鵜飼にはでっかい野望がある。竜を背負って立つ選手になって成し遂げたいのは、駒大の先輩で同じ名古屋市出身の大島の取り組みを見習った「鵜飼杯」の創設だ。少年時代に与えてもらった夢を、次の世代にリレーしたい。
 「今までお世話になった方に、恩返ししていきたいです。それが大島さんのような形になれば、最高にうれしいです。自分にとっては雲の上の存在ですが…」
 プロ野球選手になるからには、地元への貢献を忘れたくない。最高のお手本が大島だ。愛知県内の小中学生の軟式野球チームを対象にした「大島杯」と「大島洋平杯」の開催に協力。毎年、決勝戦を見守り、表彰式ではサイン入りのバットや手袋などのプレゼントを大盤振る舞いする。
 鵜飼も「名古屋ドジャース」に所属していた2014年、中2の冬に大島杯に出場。優勝できずに間近での対面はかなわなかったが、周囲への感謝を野球少年に呼び掛ける背番号8が、自然と目指す存在になった。
 名前を冠した大会は、プロ野球選手でも超一流の証し。大島は10年連続で規定打席に到達し、最多安打と盗塁王2度と竜の顔になった。愛知では、19年まで同県豊山町出身の「イチロー杯」が開かれた。
 「4番として活躍してから」という大会へ、まずは土台づくり。新人として、駒大の先輩超えを目指す。大島は1年目の11年、開幕スタメンを射止めて104試合に出場したが、規定打席には届かず。それを聞いた鵜飼が燃える。開幕から駒大外野コンビ結成と規定到達を掲げた上で、スラッガーとして「本塁打は20本を目指す」。もう一人の憧れ、福留が新人だった1999年に記録した16本超えを誓った。
 東都大学リーグ通算12本塁打を放ち、今秋だけで4試合連続を含む5発。4試合連発は、日米通算2254安打、295本塁打のロッテ・井口監督らに並ぶリーグ記録となった。大砲としてのポテンシャルは十分。あとは爆発力をプロの長丁場でどう維持するか。
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