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富山市小中再編原案に意見554件    

2021年12月1日 05時00分 (12月1日 10時19分更新)
原案を審議する通学区域審議会の委員ら=富山市のToyamaSakuraビルで

原案を審議する通学区域審議会の委員ら=富山市のToyamaSakuraビルで

▽遠くなり通学負担
▽人口減 致し方ない

 富山市教委は三十日の通学区域審議会で、市立小中学校の再編原案に対するパブリックコメント(意見公募)に五百五十四件の意見が寄せられたことを明らかにした。
 十月下旬から一カ月間、意見を募った。原案に反対する意見では、「通学距離が遠くなり、児童に負担がかかる」「子育て世帯が流出し、過疎化が進行する」といった懸念が目立った。不登校や障害のある児童の受け皿として、小規模校が機能しうるとの指摘もあった。
 一方で、「人口減少が止まらない以上、再編は致し方ない」「小規模校の狭い人間関係は、発達に悪影響を及ぼす」などと、原案に賛成する意見もあった。
 市行政経営課によれば、意見公募はゼロ〜十件程度が一般的で、五百件を超えるのは異例という。会員制交流サイト(SNS)を通じて意見の提出が呼び掛けられたことや、各地域ごとに意見をとりまとめたことが要因とみられる。
 原案では、児童・生徒数の少ない二十七校を再編対象に選定。近隣の学校に統合するなど、複数の案が示されている。通学区域審議会で原案を協議し、年度内にも最終計画をとりまとめる。 (山岸弓華)

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