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“脱走”イグアナ? 浜松・芳川で見た

2021年12月1日 05時00分 (12月1日 05時02分更新)
11月27日に撮影されたイグアナ=浜松市南区西島町で(鈴木順一さん提供)

11月27日に撮影されたイグアナ=浜松市南区西島町で(鈴木順一さん提供)

 横浜市でアミメニシキヘビが脱走した騒動も記憶に新しい中、ユースク取材班に一本の動画が届いた。「浜松市南区の芳川堤防で見つけたのですが…」とのコメントとともに映っていたのはイグアナ。専門家によると、浜松で越冬はできず、命を救うにはここ数日が勝負だという。 (高橋雅人)

◆白輪iZoo園長「中米原産、越冬ムリ」

 投稿したのは同区で鉄工所を営む鈴木順一さん(51)。十一月二十四日午前九時ごろ、同区西島町の堤防沿いを散歩していた母が水辺に生えた三メートルほどの木の上にいるのを見つけたという。体長四十〜五十センチで、二十七日の午前中にも同じ木の上で発見。駆け付けた鈴木さんが動画や写真を撮り、午後に管轄する浜松東署富屋町交番にも届け出た。
 動画を見た河津町の体感型動物園「iZoo(イズー)」の白輪(しらわ)剛史園長は「グリーンイグアナの青色変異だと思う」と推測。六月にも浜松市内で同じようなイグアナが撮影されていたといい、「背中のうろこが成長し、確実に大きくなっている」と説明する。
 六月に同市東区で「ペットのイグアナがいなくなった」として浜松東署に遺失物届が出ており、この個体の可能性がある。二十七日に通報を受けて署員が周囲を捜したが見つからず、その後の行方は不明。三十日も姿を現さなかった。白輪園長は「中米原産なので、浜松では越冬できない」と指摘し、こう訴える。
 「今ぐらいの低温が一週間も続くと限界で、生命維持には今がラストチャンスと言っていい。人を襲うことは絶対なく、今は動きも鈍くなっているので手袋をしていれば捕まえられる。早く見つかってほしい」
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