松井秀喜さんがアフリカの甲子園応援 現地の球児らにオンライン指導も
2021年11月30日 19時45分
野球を通じたアフリカの青少年の育成を目指すアフリカ野球・ソフト振興機構(J―ABS)は30日、東京都内で記者会見し、巨人や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜さん(47)が12月発足の「アフリカ55 甲子園プロジェクト」エグゼクティブ・ドリームパートナーに就任すると発表した。
松井さんはビデオメッセージを寄せ「甲子園を目指して白球を追う若者がアフリカにもいると聞いて感銘を受けた。状況が許せばアフリカに行って、少年少女とキャッチボールをしたい」と語った。
J―ABSは慶大野球部OBで国際協力機構(JICA)職員としてタンザニアなどに赴任もした友成晋也さん(57)が立ち上げた。タンザニア駐在時代につくった中学・高校生の甲子園大会を発展させようと計画しており、12月12日に開幕する「第9回タンザニア甲子園」にも激励メッセージを送る。
J―ABS代表理事の友成さんは「野球の普及ではなく、野球を通じての人づくり」を強調。今後は松井さんにオンラインで野球指導をしてもらうプランもあり、松井さんの背番号と同じアフリカ55カ国・地域に「甲子園大会」を広げるのが目標。賛同する個人、法人のパートナーも公式ホームページで募集していく。
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