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結ファミリークリニック(愛知県犬山市) 院長 鈴木欣宏さん(52) 専門家が連携在宅支える

2021年11月30日 05時00分 (11月30日 11時08分更新)
在宅医療のチームワークについて語る鈴木さん

在宅医療のチームワークについて語る鈴木さん

 パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経難病を診る脳神経内科医。専門性を生かして五年前、在宅医療を提供する「結(ゆい)ファミリークリニック」をふるさとに開いた。
 脳神経系が侵される神経難病は、治療法が確立しておらず、徐々に動けなくなるのが特徴。食べられない、しゃべれない、転倒しやすいなどの合併症も現れる。以前勤めていた岐阜市内の総合病院では、病状が進行して通院が難しくなった患者も少なくなかった。
 「そうした状態の方こそ、脳神経内科医の専門知識が必要」と考えたことが開業の理由だ。定期的に患者の自宅や施設に出向いて体の状態を診たり、生活の様子を聞き取ったりして状況を把握。一人一人に合う薬を処方し、残っている機能を維持するのに有効なリハビリを指示する。容体が急変すれば、二十四時間いつでも駆けつける。
 スタッフは、それぞれ循環器、家庭医療を専門とする非常勤の医師二人に加え、看護師、事務職員の計十五人。嚥下(えんげ)機能の評価や訓練には、近くの歯科医師が協力してくれる。「どんな病気の人も最後まで地域で暮らせるよう、支え続けたい」というのが信条だ。
 クリニックが担当する患者は現在、...

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