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話題の乗り物 × 三方五湖 県観光連盟 滞在型ツアー実証実験 

2021年11月30日 05時00分 (11月30日 10時01分更新)

カヤックで三方湖を周遊する参加者ら=若狭町の三方湖で

三方五湖周辺の自然を電動キックボードで回る参加者=若狭町の三方湖周辺で


 カヤックや電動キックボード

 「カヤック」と「電動キックボード」を取り入れた三方五湖の自然を満喫する滞在型ツアーの実証実験が二十八日、若狭町の三方五湖周辺であった。県観光連盟が企画した。話題の乗り物でSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにガイドとともに住民と触れ合いながら巡る内容で、電動キックボードを使ったアクティビティは県内初めて。二時間弱のコースに県外出身の大学生三人、カナダと米の外国人二人が参加した。 (相原豪)
 最初はカヤックで三方湖を周遊した。ガイドから持続可能な例として同湖で四百年以上伝わる伝統漁法の説明があり、テナガエビのしば漬け漁や、コイやフナのたたき網漁では、必要以上に魚を捕らないことで湖の水産資源を守っていることを紹介した。
 続いて時速三十キロほど出る電動キックボードに乗り換え、三方五湖周辺の道路を走って景色を楽しんだ。電動キックボードはバイクより手軽で自転車よりも快適に移動できるとして近年、若者に人気を集める。体力をそれほど必要とせず、シニア層も楽しめそうだ。

 地域住民と 触れ合いも

 ツアーでは地域住民が「おもてなし人材」として観光客と触れ合う。今回、トイレ休憩の場所を提供し、花が咲くオープンガーデンでもてなした。住民には、観光連盟が作成した「年縞(ねんこう)紙芝居」を使って簡単なガイド役を担ってもらうことも計画している。
 参加した東京育ちの慶応大生魚谷旬平さん(20)は三方五湖もカヤックも初めての体験。「きれいな山、空気、湖。自然と一体となって楽しかった。三方五湖は持続可能な形で自然とうまく調和していることが分かった」と感想を述べた。
 県観光連盟は、今回の結果をもとに来年四月からツアー販売を予定する。

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