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【第60回昇竜賞】文句なし!! 投手2冠・柳裕也が初受賞 来季飛躍へ見習いたい『大谷マインド』

2021年11月30日 06時00分

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11勝目を挙げ、笑顔でヒーローインタビューに答える柳

11勝目を挙げ、笑顔でヒーローインタビューに答える柳

 「第60回昇竜賞」(中日スポーツ制定)が29日、柳裕也投手(27)に決まった。初受賞となった柳は同学年のエンゼルス・大谷のマインドに刺激を受けていることを明かし、来季チームを優勝に導くことを誓った。
 文句なしの受賞だ。最優秀防御率と最多奪三振の2冠に輝いた柳が初の昇竜賞に選ばれた。
 「シーズンで一番活躍した選手がもらえる賞なのでいつか取りたいと思っていた。歴史と伝統のある賞なのでうれしいです」
 今季11勝6敗、防御率2・20、奪三振168。4月17日の広島戦(バンテリンドームナゴヤ)で8イニング無失点で初勝利を挙げると、5月25日のソフトバンク戦(同)で7イニング無失点、翌週にはロッテ戦(同)で完封勝利を飾るなど、パ・リーグ球団相手にも存在感を見せつけた。2完封、172イニングもリーグトップ。26登板でクオリティースタート20試合と抜群の安定感だった。柳は「1年間けがなく投げられましたし、1試合1試合、準備した積み重ねですね」と振り返った。
 開幕直前には葛藤もあった。オープン戦では3試合、0勝2敗、防御率7・88。「どん底でした。投げている感覚と打者の結果が合わない。良い球がいったと思っても簡単に打たれていた」。プレートを踏む位置も昨季中盤から一塁側にしていたのを、三塁側に戻すなど思い切った決断もした。「景色も感覚も違ったけど、これ以上悪くなることもないと思って。少しはものにできたかな」。三塁側から投げることでカーブ、カットボール、スライダーなどの曲がり球をより有効に使えるようになり、徐々に本来の自分を取り戻していった。
 さらなる飛躍のために感銘を受けたのがエンゼルス・大谷のマインドだ。「連日大谷選手のニュースを見て、あれだけ活躍をしても練習を欠かしてない。今刺激にしてやっています。あの姿勢を見習って頑張りたい」。ア・リーグMVPに輝いた際の会見でもお祝いの予定を聞かれると、大谷は「特にない。またあしたも練習なので早めに寝ると思う」とコメント。すべてを野球にささげている同学年のトップランナーに感銘を受けている。

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