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BCフィリー&メアターフ制覇後、吉田兄弟のタッグ実現 米国でラヴズオンリーユーを仕上げ「亡くなったおやじも喜んでる」

2021年11月30日 06時00分

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ラヴズオンリーユーにまたがる吉田稔さん(本人提供)

ラヴズオンリーユーにまたがる吉田稔さん(本人提供)

 ◇記者コラム「ターフビジョン」
 本紙のGIコラムでもおなじみの名古屋競馬の元ジョッキーで現在は北海道と三重県名張市で育成牧場を営む吉田稔さんが29日、アメリカから帰国した。
 実は稔さん、BCフィリー&メアターフを制したあのラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作)の調教をつけるために急きょ、米国デルマー競馬場へと出向いていた=写真は本人提供。同馬を担当する吉田一成助手は実弟。急きょの米国入りは弟さんからの依頼だったという。
 「ブリーダーズカップのお祝いの連絡をしたら弟に『こっちに来て調教してくれないか』と言われてね。弟からこんな頼みをされたのも調教を手伝うのも初めて。こんなことはもうないだろうと快諾したんです」と稔さんは目を細める。
 かくして吉田兄弟のタッグが米国で実現。稔さんは同馬が香港へ向かうまでの2週間手綱を取った。
 「4年前に亡くなったおやじ(佐賀競馬の吉田昭元調教師)も天国で喜んでるんじゃないかな。同じ競馬サークルでも弟はJRA調教助手、自分は地方競馬の騎手で接点はなかった。弟の仕事を手伝えて幸せだったし、こんな機会をくれた矢作さん(調教師)、ラヴズのオーナーに感謝しています」と稔さん。
 決意できたのは兄弟の固い絆があったから。弟は兄の技術を信頼し、兄はそれを同馬に伝えた。
 「デルマーは地方競馬にも似たいい環境だし、楽しかった」と稔さん。吉田兄弟がつくり上げたラヴズオンリーユー。香港カップが楽しみだ。

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